完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

期待大!      ~「八重の桜」放送開始~

2013年01月12日 | テレビ
私は初老男である。

今のところであるが、今年の冬は穏やかだ。

雪が降るのは当然だが、今年の降り方は私が子供の頃の「正統な降り方」に近い。

雪が2~3日降り、その後1~2日天気が良くなったり曇ったりして、また雪になる。

その間にたまに雨が降ったりして。


だから、その積雪量も20~30センチ程度。

一晩で50~70cmなんてのは勘弁してほしいし、一週間も降り続くのも許してほしい。

まあ、まだ冬は始まったばかり、どうなることやら。



さて、新年恒例の「大河ドラマ」が始まった。

もう、様々な報道でご存知のことと思うが「八重の桜」である。

初回の視聴率が21.4%だったとか。


まず、史上最低と言われた「平清盛」の後であるから、いろんな意味で注目が集まっているだろう。


私としては


       「期待大!」


              である。


主人公の「八重」は、実は全く知らなかった。


まあ、新島襄の奥さんであることくらいは知ってたけど。



最近、ドラマで綾瀬はるかを見ないなぁって思ってたら、やっぱりこれがメインだからテレビ出演が減っていたのだろう。


第一回「ならぬことはならぬ」は、よかったね。


最初が「戦闘シーン」ってのが、いいし、軽快に走り回り銃を撃ち放す八重の姿はとても凛々しい。

場面が変わっての八重の子ども時代の子役も、とても上手い。

最近の子役ってホント恐ろしいって感じね。


第一回はどうしても出演者紹介のパターンになるのは、仕方ないし、とにかく「ツカミはOK」って形にしなければいけないから、大変だよな。


とにかく、私のような「幕末・維新」が好きな人間にとっては、たまらない描写がそこここにあって狂喜乱舞の所も多い。

鶴ヶ城を攻めている官軍の将校がかぶっているシャグマも、色によって何藩だかわかるようになっているから、誰であるか調べてみたい。


そして、これから全編を通して問題になるであろう「銃」の話。

八重の兄の覚馬が、最初に家に帰って試射するのが「ゲベール銃」そして、戦闘シーンで官軍が撃っているのが、おそらく「ミニエー銃」そして、八重が撃っているのが、なんと「スペンサー銃」・・・。

このことだけで、維新の戦闘の8割が説明できちゃうなぁ。


後半出てきた吉田寅之助(後の松陰)をやっていた小栗旬だけが違和感あった。

吉田松陰はこの時期の諸国漫遊が原因で、長州藩で「犯罪者」扱いされて、のちのちの「松下村塾」を開くことになる。

いろいろな捉え方があるだろうが、すくなくともあんなに「薄っぺらい」感じの人物ではなかった思うな。


歳を取るとこうした見方をするのだが、大河ドラマは続けて同じ時代を取り上げない。

先回が「清盛」で、先々回が「江」。その前が「龍馬伝」でその前が「天地人」。その前が「篤姫」でさらに前が「風林火山」。その前が・・・って、もういいか。

あまり近い時空を取り上げると、ストーリーの矛盾とか人間関係が作りにくくなる。

だから、若いときはあまり考えなかったけど・・・ていうか、そんなに大河ドラマを真剣に見てなかったな。

まあ、今回の「八重の桜」は時代的に「龍馬伝」「篤姫」と同じ時期に重なる。

歴史を素材とした物語は史実としての部分は変更ができない。

だから、その史実を変更しないように話を盛り上げなければドラマにならない。


おそらくだが、本当の歴史ってのはそんなにドラマチックではないだろう。

だからこそ、この大河ドラマってのを1年で考えずに繰り返される同じ時代を扱ったどドラマと重ね合わせて見ることで、面白さが何倍にもなる。

とくに幕末に関しては、そこら辺をつかんでおくことをお勧めする。

今回は幕末の「幕府側」しかも新選組の後ろ盾になった会津藩のはなしだからね。

まあ、すべては綾瀬はるかの演技にかかってるのは言うまでもない。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、一年間大河ドラマを楽しみますように。


       May


八重の撃っている銃は「スナイドル銃」だと、思っていた。・・・違ったのね。

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2 コメント

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Unknown ()
2013-01-10 23:47:37
歴史上の人物なんて実際会ってもないので、どんな人だったかなんてわかりませんよね。
ただ資料とかでわかる程度で。
ただ八重のルックスは美化されすぎです。
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雫さん、コメントありがとうございます。 (May)
2013-01-12 20:49:00
雫さん、コメントありがとうございます。

Upにも、書いておきましたが、本当の歴史ってそんなに「劇的」じゃないんでしょうね。

「篤姫」の時もそうでしたけど、確かに八重さんも美化しすぎの感も・・・。


まあ、どこまでも「エンターテイメント」として楽しみましょう!

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