完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

やっとこの歳で・・・   ~物の価値を知るむずかしさ~

2007年05月21日 | Weblog
私は中年である。

人間歳を取れば取るほど「運」というものの非情さに気付かずに居られない。

立てこもり事件で殉職した特殊部隊SAT所属の林一歩氏は、防弾チョッキの
数センチの隙間に弾丸が入り死亡したという。

私はもちろん防弾チョッキの構造を知らないが、物理的に最後は「死なない程度」
にしか作れないはずだ。

絶対に大丈夫な防弾チョッキを作ったら、身動きができないものになってしまう。

「死亡」の確率は、それでも10%以下のはずだ。

それでも人間は死んでしまう・・・「運」がない。としか言いようが無い。

果たして私は運がよいのか、わるいのか・・・分からない「中年」である。


唐突であるが「サイフ」を買ったのだ。

俗に言う「大人買い」に躊躇しなくなった。

中年になって「大人」も無いもんだって気もする。

いまでもかなりの部分がそうなのだが、ものを買うときに「値段」で決める。
まあ、安いに越したことはないし・・・。

しかし、物の「価値」と「値段」は、買う人の感性によって決まるといえる。

言い換えれば「買い物」には、その人の「人生」そのものが反映されていると
言って過言でない。

更に恐ろしいことに、我が地域では「男物のサイフ」は本当に種類が売って
いないのだ。

980~1980円なんてサイフばっかりで、値が高いものがあっても「機能性」が
考えられていない。(田舎はいやだねぇ)

年度末には、他の新製品が出し渋られるのか本当に良いものが無かった。

やっとそれなりの物が見つかって手に入ってご満悦である。

価格は4000円。(やっぱ安物ジャン!)

使い勝手は非常に良い。皮が柔らかい。小銭入れがガバっと開く。
カードがいっぱい入る。

何よりもサイフは「消耗品」なのだ。本当は1年ごとに変えるべきなんだろうなぁ。

この歳になって、やっといろんなことに対して、何に価値があり価格はいくら
までが適正なのか、わかるようになってきた。

そういったら悪いけど、女子高校生とかが「ブランド物」を欲しがったり
するのは分からなくは無いが、間違いなく「豚に真珠」だ。

物事には「釣り合い」というものがあり、ある程度の「人格」「年齢」
「収入」「立ち振る舞い」などがそろっていないと、身に着けてはいけない
品があるのだ。

逆にある程度の年齢になったら「それなり」のものを身につけ無ければ
いけないのだ。

そのことを「中年」になってそのことが良く分かるようなってきた。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが、歳相応の品を身に着けられますように。

人間「無理」が一番良くないです。「自然体」で過ごせばおのずとそれなりの
品を身に着けることができますヨ。           
                              may





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