完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

「マニュアル」の先にあるもの  ~どれだけの高さでものを見れるか~

2007年05月17日 | Weblog
私は中年である。

自分の母親の「頭部」を切断して持ち歩き、警察に自首した高校生の男の子がいる。

警察の取調べに対して、素直に答えているが「反省」の色は一向に見えないという。

それが「刑事責任」を問えないのではないかと、警察は対応に苦慮しているらしい。

「猟奇殺人事件」の多発は、日本の現代においての特長であろう。

人間は本能的に「血を流す」ことに恐怖感を抱くようにできている。
しかし、その部分が摩滅していたり、元々持っていない人間が時たま居る。

神戸「酒鬼薔薇聖斗事件」の少年A・大坂池田小襲撃の宅間 守などは、
そうした人間なのだと私は思う。

これは「現代日本」の特徴ではないだろうか。

そしてそれが恐ろしいのは、この人たちはおそらく見た目に「凶暴性」を
纏っていないことだろう。

いかにもそれらしい人間なら、誰しろ注意するし、自衛のための手段を考える。
こうした人が増え事件が続けば、アメリカ並みに「銃の携行」を許可して
もらわなければ表を歩けない。

しかし、それは更なる悪循環を生むだけなのだが・・・。

自分の生きている時代の「病巣」に唖然としている「中年」である。


さて、暗い話をマクラにしてしまって少々気が重いが、私の参加した会議に
ついてUpしたいと思う。

私は「調理人」であるが、お客さんが入って料理を提供するというタイプの
仕事ではなく、ある施設のほぼ固定された人数の食事を作る調理人である。

そのため、客商売としての調理とは違った意味での「諸問題」があり、
それについての会議が1ヶ月に1度乃至2度ほど行われる。

今日がちょうどその日だった。

会議というものは、時々(いや、いつもだな)何のために出ているのか
分からなくなる。

日本人は「根回し」が好きだと言われているが、私も会議というのは「既に
決まっていること」発表・確認する場だと思っている。

その場で意見を求め、それによって「劇的に物が変わる」そんなことが、
そうそうあっては、逆に物事が定まらないのではないだろうか・・・。

ゆえに、会議においては事前にその会議をいかに進めるかを「司会者」が
完全にシュミレーションしておかなければならない。


この歳になるまで(というより停年までずっと)地位が上がるということは
無かった自分だが、そうであるからこそ組織の全体が見えるようになってくる。

そこに「出世欲」が絡んでくると正しい現状が読み取れないのだろう。

会議においての進め方というのは、ひいては「組織の中の会議の意味」を
理解しておかないとうまくいかない。

だからこそこの頃、良く思う。

どんな小さな会議であろうとも「高いと事から全体が見える人間」が
それを進めないと結局「時間の無駄」になるのだということを。

なんにしても、短時間に価値のある会議というのはむずかしいなぁ・・・。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが、会議に「的確な発言」をして無駄に時間を使いません
ように。

でも、黙ったまま何も言わない人間が多い会議も困るしな~~~。  may







コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 田植えが始まった  ~今ど... | トップ | やっとこの歳で・・・   ... »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事