私は中老男である。
ゴールデンウイークも後半である。
とにかく、今回のGWは・・・。
家の「断捨離」である。
なぜ「今なのか?」という理由は・・・いずれUpします。
ということで、その断捨離の途中で観たのが
「悪魔の手毬唄」
である。
満腹なるまで「犬神家の一族」を観た後では、普通の人はもう「金田一モノ」は観たいと思わないだろう。
しかし、中老のヒネクレ者は逆である。
こうなると、トコトン金田一モノに突き進むのさ!
一般的に「犬神家の一族」ほどのインパクトはないが「悪魔の手毬唄」は名作である。
録画媒体に残してあるのは、わかっていたのだが・・・。
探し出すのに結構かかってしまった。
この作品の最大の特徴は「キャスト」が「完全にハマっている」ということ。
特に「岸恵子」「若山富三郎」がいい味出してますなぁ。
この映画の場合も、原作を読んだのは映画を観てからだったような記憶がある。
だが、それほどの違和感を感じた覚えがない。
岸恵子の「艶っぽさ」は、今の女優達には出せないものだ。
三味線の腕もしっかりしていて、いかにもこの時代の旅館のおかみらしさがある。
若山富三郎もやはりその存在感が、横柄でありながらどこかしら純朴なヤモメ警部をうまく演じている。
石坂浩二の金田一耕助も、すっかりなじんでいる。
そして、やはり「北公次」だろう。
このがフォーリーブスというジャニーズ事務所の古いグループで、絶大な人気を誇った人だということは、
私の世代の人は知らない人はいないだろう。
★★★★★★★★★★★★ちょっと、ブレイクします★★★★★★★★★★★★
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