私は前期高齢者寸前男である。
若い時からは全く分からないことの一つに「身体的老化」(経年劣化)というモノがあるのだが。
このブログを読んでいて下さる奇特な貴兄にはあまり若い方はいないだろうけれど・・・。
ご同輩といえるような方々には、頷いてもらえるかもしれない。
昨年の今頃だったろうか。
右ひざがひどく痛んだ。
違和感は12年前からあったのだ。
なぜ覚えているかといえば・・・。
前回の卯の年祭りの時に痛みがあったからだ。
それからずっと膝には不安があり、万全の時はほとんどない状態ではあったけれど。
この時の痛みは今までのモノから「一段上」でさらになかなか治らなかった。
我慢できずに病院に行くと・・・・。
「膝軟骨がすり減ってますね。老化現象です。治りません。」整形外科医は、当たり前のようにそう言った。
調理業務という「立仕事」のほかに体調管理にウォーキングを毎日7000歩(仕事中を除く)を課して実行していたが。
「立仕事をしている人は、そんなに歩いてはいけません!」
言われてしまった。
結局半年近くも痛みは続き、普段でもヘタをするとステッキなしでは怖くて外に出れなくなってしまった。
もちろんウォーキングもできなかった。
そうするとどうなるか?
そう、まず「体重の増加」である。
人間、動かなくても食欲はあまり変わらないものなのだ。
そして次は「左脚」までおかしくなってくるのである。
右脚が悪いと、その分左脚に負担が来てしまう。
同じように膝が痛くなってきたが、それよりも困ったのは左脚の人差し指に第一関節にひどく大きな「タコ」ができたのである。
そのタコが親指にあたって「ジンジン痛む」のだ。
そしてなおさら動けなく(運動しなく)なる。
そうした中で次に来たのが・・・。
「眼」である。
昨年の初夏のころに、仕事をしている途中で突然。
「右目の端に女の長い髪の毛が揺れて見えた!」のである。
真っ白な壁を観ているはずなのに「黒いものがふわふわ飛んで見える」のは、結構前から経験があった。
しかし、女の髪の毛がバサバサと見えることは初めてだった。
慌てて眼科に行くと。
基本的に「異常はない」とのこと。
飛蚊症そして・・・・「老化ですね」眼科医は言った。
別に処方する薬もないという。
そして秋ごろから・・・。
右目だけ何か調子が悪い。
かすみ・ダブり・ゴロゴロ感があって車の運転などにかなり違和感がある。
「このまま、視力が落ちていくのだろうか・・・」
不安に駆られて・・・。
半年ぶりに眼科へ。
結局同じ診断。
「悪いところはありません。老眼があって、白内障も始まってます。乱視がちょっとありますけどね。」
そう、結局「老化」(経年劣化)なのである。
たった数年前には「スッと立ち上がる」とか「隣の部屋の壁のカレンダーを読む」なんてことができなくなるなんて・・・。
思ってもみなかったのだ。
そうしたことができなくなると、私のような者は「すぐに自信が無くなる」すべてのことができなくなるような気になる。
陽が短くなることを「畳に目一つずつ」などというが「老化」もそれに近い。
ある意味このブログを始めたのも、そのこと伝えたいがために始めたようなものだということに「今更」気が付いた。
これからも、こんな「あまり楽しくないUp」していきますね。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、経年劣化に「一生懸命抗い」ますように。
May
そうした中で先月「人間ドック」を受けたのだけれど・・・・不思議なことに「体重」増えていたが、他の検査結果の数値は「変わらない」どころか「前より改善した」ものも少なくなかった。
そうした数値の結果には「精神的ストレス」とかの他の要因も、たぶんあるんだろうね~~~~。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます