私は前期高齢者寸前男である。
近頃このブログで政治的なことは、極力Upしないことにしてきた。
かなり前から政治的なことを「あきらめ」ていたということである。
しかしその「あきらめ」は単純に政治にではない。
自民党を与党にしている「日本国民」に「あきらめ」ていたのだ。(もちろん、自分を含めてである)
「政権は必ず『腐敗』する」という。
これは政権という言葉を「人間」と置き換えてよい。
もともと政権与党(自民党)は、すでにずいぶん前から「腐敗」をしている。
「それでも自民党がよいという国民が多かった」という事実。
だが、それもついに終わりが近いと感じる。
派閥を通じての自民党内の統制が、今回の裏金問題で揺らいでいる。(半分の派閥は「解消した」らしいし)
派閥の議員たちをつなぎとめるには、もちろん「お金」であるが・・・。
それ以上に「政治家としての矜持」が大きかったと思う。(その領袖の器っていうか、人間性っていうか・・・)
今の政治家(与党・野党問わず)は、その「矜持」がとても「希薄」になっている。
そうした中での自民党派閥内の「裏金問題」は「ついに来るべきものが来た」感じである。
不思議なのは、この騒ぎに自民党内からの「自浄作用の声」が出てこないことだ。
以前なら、それこそ「派閥の領袖」が主流派になるべくその声を挙げた。
もし、それがかなわなければ「離党」も辞さなかったし、事実新党を立ち上げもした。
それによって政界再編が起きたのだが・・・。
この「自浄作用の声が挙がらない」ことを、自民党の政治家たちはどう考えているのだろうか?
私が認知症になり、政治のことが分からなくなるまでに「自民党の崩壊」は来ないのかなぁって思っていたが。
それはもうすぐそこに来ている感じ?
もっとも、私こそそうした「自民党の崩壊」の夢を見ているだけかもしれないが。
国政選挙は衆議院解散がない限り、来年の参議院選挙までないらしい。
その間に自民党の総裁選がある。
細かい補選・知事選もある。
ジワリジワリと自民党の首が締まっていくだろう。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、日本政治の転換点は自分の投票によるのだと認識しますように。
May
・・・まあ、じゃあ野党のどこの政党になって、正しい・良い政治になっていくかといえば・・・・。
かなり疑わしいのだけれどね。
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