完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

「天網恢恢疎にして漏らさず」って読める?      ~スペイン裁判所の英断~

2014年02月12日 | 時事ネタ
私は初老男である。


Yahoo! ニュースによると・・・。



「スペインの全国管区裁判所は10日、中国の江沢民元国家主席、李鵬元首相ら元政権幹部5人を、チベットでの大量虐殺に関与したなどとして国際手配した。」



スペインと中国の関係と言うのが今まで全く聞いたことがないので知らなかったが外交のことを考えると、こうしたことが簡単にできるわけがない。


記憶にある人も多いと思うが「尖閣諸島中国漁船衝突事件」などと言う完全なる「犯罪」にも、日本政府は訳の分からん理屈をつけて「有耶無耶」にしてしまった。



政治的判断は必要だろう。


しかし、世界的に見て「あの時の」日本の対応は「世界の笑いもの」であったろう。



初老になると、すべての事柄の「裏」の部分を考える。


スペインのこの行動も、簡単な「正義感」などで行ったわけではないだろう。



経済状況が決して良くないと聞くスペインが、アジアの大国を相手にケンカを売るのである。


ヨーロッパの国々をはじめ、世界の「大人」の国々は、そろそろあの「体のでっかい駄々っ子」中国に「お灸をすえる」必要を感じていたのではないだろうか。



アジアにおける中国の強引なやり口は、その国民性と同じくモラルも何もあったものではない。


かの国には「ずる賢い」と言う言葉はないという。


そう「ずるい」と言う感覚はなく、とにかく結果的に自分に有利になるならルールギリギリのこと・・・いや、ルール違反などほとんど気にしない人たちなのである。


そうした国の、元であろうとも「首相・国家主席」を「犯罪者だ」と言い切ったのである。



いかに偉そうにしていても、彼らは中国国外に出ると常に各国の警察組織に拘束される可能性があるということだ。


しつこいようであるがかの国の偉くなった人たちは、秦始皇帝以来「自分の事しか考えない」人達なのだ。




          「悪貨は良貨を駆逐する」



だが、




          「天網恢恢疎にして漏らさず」



であってほしい。



そのことを証明するかのようなスペインの「快事」に拍手を送ろうじゃないかい。



今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「天が悪を捕える網は、粗い目をしているように見えてそうではない」ことを思い知りますように。



   
             May


しっかし、「恥」の文化のない東アジアの「二つの隣国」には、迷惑するなぁ。







コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ソチはそ~~~~ち。   ... | トップ | おんもしろいね~~~カーリ... »

コメントを投稿

時事ネタ」カテゴリの最新記事