Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

思考は冒険的でもある。

2014-08-22 18:43:55 | 考えの切れ端
発見して考えて、間違って、誤解して、勘違いして、
そういうのに気付いて考えなおしたり真っ白になったり、
同じところをぐるぐる回ったり、
将棋で、獲得した駒を盤にはるみたいにトンと考えの駒を置くようなことができたり、
らせん状に考えのバージョンがあがったり、
ガラガラと崩れてしまって、あらためてノウハウだけで再構築してみたり。

そういうのが、一人の中だけでおきる場合もあるし、
でも、人に言われたり言っていることを聞いたり、
本やWEBで書かれていることを読んだりなどしての気付きこそが、
思いもよらなくてありがたかったりする。
練磨されていくことってそういうことの繰り返しだろうと思います。

自分で表現したり考えや意見などを述べたり、
思想や考え方を提案したりすることってありますが、
それが他人によって改変を求められたり根拠ある批判をされたりなどして、
さらに磨かれていくことを視野に入れていたりもする。
しかし、だからといって意見等をだすときは、これが完全という気持ちで出している。

…っていいますか、完全っていうのはちょっと言いすぎだろうけど、
とりあえず自分で及第点をあげられるところまで仕上げている気持ちで表に出します。
それとは別に考えの切れ端のようにまだ不完全で先が長いというか、
そういう考えも表に出したりもする。
他者の目に触れることを考慮して考えてこそ出てくるものってものもある。

と、いうようなのが、僕のこのブログで通常述べている考えのスタンスですかねぇ。
そして、そういうスタンスは悪くないと思っています。
向上、だとか、変化、だとかの妨げにならない、やわらかな、
できれば本質的だといいたいスタンスだと思っています。

考えてみれば、読書量が増えたり、以前やっていたホームページよりも
自分の意見なんかを書いて発表する頻度が増えたりしました。
そうやって培われたスタンスなのかもしれないです。
そして、そういうもんだよなぁとも思うわけです。
強固過ぎたり、過度だったり、押しつけだったり、
気がつかないでそうなることってあるでしょうけれど、
なるだけそうならないこと、意識的であることって大事でしょうから、
そういう心がけというか、心得というか、あるような人って、
今回書いたような姿勢になっていくものかもしれない、
って、僕もそういうところがあるからこういう姿勢なんです、
という宣言的に書いてみました。

また書きますが、悪くない、んじゃないかな、ええ。

常に、絶対的な一歩で進んでいっていると自負する人も
いるかもしれないですが、
僕にはそれは無理だなと思うんです。
見ようによっては、ふらふらしている思考ってことになります。
決して悪くはない、ふらふら思考です。
ふらふらっと、思考のアドベンチャー。

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