Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

vsスコットランド

2009-10-10 21:31:23 | スポーツ
サッカー日本代表の国際親善試合、対スコットランド戦。
序盤から後半のメンバーチェンジあたりまではなかなか
玉を回せず、攻撃を組み立てられず四苦八苦していた日本だったが、
後半終盤で途中出場の駒野選手からの低くて速いクロスを
相手DFがオウンゴール、さらにまた駒野選手からグラウンダーのクロスを
代表デビューした森本が反転しシュート、こぼれたところを本田圭が
きっちりと決めて、2-0で勝利した。

一昨日、アジアカップ予選の香港戦を戦ったために、
主力を温存しての、新しい戦力を探すようなテストマッチだった。
ドリブラーの石川直宏選手は切れ味のあるドリブルを見せていたし、
もう少しチームのイメージというか、連携のイメージを強く持てば
もっと活躍できるんじゃないかとも思えたが、
やっぱりチームには一人や二人くらいガツガツいく選手が必要だと
思うので、たとえばそういう選手をスーパーサブとして使うだとか、
そういった選択肢を加えるために、選手をテストするいい試合だったように思う。
満を持して代表デビューした森本選手は、極端に言えば、
ボールが右に来るか左に来るかというイメージをつかみきれず
オロオロしていたような場面もあった。
ゴール前ではきっちり仕事をする選手のようなので、その長所を活かすことに
専念すればよいのだろうかねぇ。五輪代表のときも、ゴール前以外では、
ちょっと物足りない選手だなぁという印象を持った。
ドリブルでガツガツいけるわけでもないし、際立ったスルーパスを出す
わけでもない。ちょっとしたプレーに、たとえばヒールパスだとかに
相手の虚をつくところはあるのだけれど、それは質の高い確固とした
プレーではないので、ドリブルやトラップや連携のイメージなどを
磨いて欲しいなぁと思った。スルーパスに対する感度・反応がよくなると、
セリエAでの得点力も二倍くらいになるように思います。
そういったところを成長させて欲しいですね。
そうすれば、松井なり稲本なり中村憲剛なりからのスルーパスが効果を
持つ事になります。
やっぱりねぇ、攻撃の意外性のために、スルーパスって必要じゃないかと
最近ちらっと考えたりするんです。
スルーパス一辺倒だとただのギャンブルみたいだけど、
たまにでいいからそういったチャレンジを見せて欲しいですよね。

とにかく、今日は勝ちました。
スコットランドはFIFAランク30位らしい。
ホームではあったけど、まぁそのへんの相手になら
こういった試合が出来るということですね。
主力だったらどういった結果になっていたか。
まんねりのサッカーだけはやめてほしいです。
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