Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

『おくりびと』

2009-02-02 20:34:37 | 映画
本木雅弘さん主演の映画『おくりびと』を観てきた。
昨年公開されたのを、米アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたのを契機に
再上映されたみたいな感じ。
再上映というか、僕の通っている映画館は東宝の映画館で、
この映画は松竹の映画だから、良い映画なので遅ればせながら
上映します、というものなのかな。

納棺をする仕事に主人公が内緒で就いて、
そこから摩擦がうまれていくみたいな内容かな。
まぁ、そんな摩擦ってほどでもないし、
納棺(遺体を洗って、死に化粧をして、棺に納める仕事)についての
目新しさでひっぱっていこうというような映画かなと思ってみてました。
しかーし、終盤になっても、その物語が語ろうとしている深度が
浅くなりません。身近な人の死が訪れることによって、
妻や友人に白い目でみられていた納棺の仕事が
まっとうなものと見えてきます。
妻(広末涼子)からなんか、主人公が身体にふれただけで「けがらわしい!」と
いやがられていたからなぁ。

それにしても、涼子ちゃん、かわいかったです。
本木さんに、あのかわいい胸をさわられるシーンがあり、
おい、モッくん!そんな役得はありなのかい、と突っこみたくなりました。
おれもやりてー。
あんなかわいい奥さんが「ごは~ん」とかって呼んでくれるんですよ。
いいよなぁ。

まぁ、そんな映画を観たわけですが、
やっぱり納棺の仕事はやりたくないな。
主人公も、うぇーっと吐き気に襲われるところがありましたが、
僕はいつまでやってもそうなると思います。なれないでしょう。
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