拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

ダイアナでなくてディアナ(オーケストラの少女)

2015-02-02 09:36:06 | 言葉
「オーケストラの少女」(映画)と言ってもピンと来ない人がほとんだろうか?と言ったって、私もリアルタイムで見たわけではない。公開は1937年だから。子供の頃、テレビでやってて見た。実物のストコフスキーが出てきて、ちゃんと台詞をしゃべる。フィラデルフィア管も登場する。原題は「One Hundred Men and a Girl」。合計で101人。犬か。今でもたまに見る。劇中、歌自慢のタクシーの運転手さんが出てきて、運転しながらいつも歌ってる(私は自転車をこぎながら歌ってる)。が、ヒロインの歌声を聴いてびっくりし、「それに比べれば自分は」と落ち込む。いやいや、落ち込むことはない、立派なバスだ。運転手さんの声を聴いた私が落ち込んだ(自転車は自動車に勝てない(そういう問題ではない))。さて、ヒロインのディアナ・ダービンのことだけど。なんで「ディアナ」なの?例えば、コロラトゥーラのディアナ・ダムラウの「ディアナ」は「Diana」。ドイツ人だから「ディアナ」だけど、アメリカに来れば「ダイアナ」。なのに、ダービンが「ディアナ」のままなのはなぜ?そしたら「Deanna」だって。