拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

フィッシャー・ディースカウとヘルマン・プライ

2012-05-25 20:46:23 | インポート
スカイツリーができて、まずはFMの発信基地がこっちに移りました。私的にはFMの電波が強くなって歓迎。FMと侮ることなかれ。早速、フィッシャー・ディースカウの追悼番組を放送したのもFM。で、流れた曲の中にヨッフム指揮のマイスタージンガーがあったんだけど、疑問。オケをプラハ国立歌劇場管弦楽団とアナウンス。えー?直前に流したベーム指揮のドン・ジョヴァンニならそうだけど、ヨッフムのマイスタージンガーだったらベルリン・ドイツ・オペラじゃないの?で、NHKに問合せ中。いろんなバリトン歌手がお悔やみのコメントを寄せてましたが、その多くがフィッシャー・ディースカウに褒められた、というもの。神様に褒められればそりゃ嬉しいですよね。それから、MCが「フィッシャー・ディースカウと言えば、ヘルマン・プライ」とゲストのバリトン歌手に話をふると、答えて曰く、「フィッシャー・ディースカウは知的で柔らかい声、ヘルマン・プライは自然で輝く声」。なるほどね。私流に簡単に(幼稚に)言えば、フィッシャー・ディースカウ=知的、ヘルマン・プライ=いい声ってことでしょう(ホント、幼稚な表現ですみません)。あと付け加えるなら、フィッシャー・ディースカウ=やたら高音が出る、とか。ちなみに、私、生では、フィッシャー・ディースカウはオペラはフィデリオ(コンサート形式)、リートは詩人の恋、ヘルマン・プライはオペラはマイスタージンガー、リートは冬の旅(2回)を聴いた。で、プライの冬の旅、素晴らしかった。フィッシャー・ディースカウは知的でプライは違うなんて言っちゃあいけません。あえて違いを言えば、プライは下着姿のルチア・ポップと相撲をとるけれど(ポネル演出のカルミナ・ブラーナ)、フィッシャー・ディースカウはそんなこたあしない、って感じでしょうか。この二人が共演した超有名な映像は、ポネル演出のフィガロの結婚(スザンナはフレーニ)。フィッシャー・ディースカウの映像で私がすごいと思うのは、リングのメイキング。フィッシャー・ディースカウはグンターを歌ってます。この映像では、グラーネ(ブリュンヒルデの愛馬)が登場。ブリュンヒルデはニルソン。リハーサルで、一拍間違えてはっとする様、とっても可愛いです因みに、ニルソンは、私を楽々お姫様だっこできるでしょうが、私はできそうにありません。なにしろ、ブリュンヒルデですから・・

解散請求権

2012-05-25 10:46:59 | インポート
シャープが台湾の企業と提携し、台湾の企業は、シャープの株式の9.9%を取得することに。この9.9という数字がミソ。10%だと、ある少数株主権の行使要件を満たしてしまうからです。それはなんでしょう(NHKの昼のクイズみたいな簡単な問題。タイトル見りゃあ分かる。)。ちなみに、10%以上になった場合の次の攻防戦は3分の1+1。こんだけ持ってると、特別決議を否決することができます。