拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

メガネ会計ばばあ

2024-02-24 10:20:04 | 日記

人生100年時代といい、女性の平均年齢は87歳を超えてるというのに、八代亜紀さんは73歳で、山本陽子さんは81歳でお亡くなりになった。「平均年齢」の信憑性が疑われる今日この頃。因みに、あたしの父は75歳で、母は88歳で亡くなった。父と同じならあと10年。そうとはっきり決まっていれば、雀の涙の国民年金でももうちっと贅沢をするんだけど。

国民年金と言えば、こないだ、テレビのインタビューに答えていた国民金受給者が言ってた一月あたりの振込額を聞いてびっくりした人がいるかもしれないけど、あれが現実。年をとって、家を売ってワンルームマンションで一人住まいなんて聞くと、侘しい感じもするけれど、でも、ご本人たちは、たまになじみの居酒屋に行ってママさんとだべったりしてて、それなりに楽しそう。不幸だなんて決めつけちゃいけないかも。あたしも、イケメンのマスターがいるお店とかに行ってくだをまこうかしら。これまでそういう店とは縁がなかったけど。反対に、豪邸に暮らしていても、絶えず人と争ったりしてたら幸福度は低いわよね。

山本陽子さんが出演したドラマは「となりの芝生」や「京、ふたり」(朝ドラ)を覚えてるけど、一番印象に残ってるのは、あたしが中学生のときみたドラマ。看護師さん役で、看護中に重病の高齢の男性患者に胸を触られて、びっくりして看護師詰め所に逃げ帰るんだけど、田宮二郎演じる医者に「彼は老い先短いんだから、触らせてやれ」みたいに言われて、で、次回、その患者さんとこに行ったとき、「いいのよ」と言って自ら触らせるシーン。次の日、陸上部の練習のとき、みんなで、「昨日、山本陽子が……」って言って話題にしたっけ。これって、今だったらコンプライアンス上問題になるかしらね。医者の命令で胸を触らせたとなると、パワハラ兼セクハラとか言って。因みに、今、「高齢の男性患者」と書いたでしょ?「おじいさん」とは書かずに。だって「おばさん」がダメなら「おじいさん」だってダメなはずだもの。

それでも、「ブギウギ」に家政婦役で登場した木野花さんを「メガネ会計ばばあ」と呼ぶのはいいみたい。「あまちゃん」で木野花さんがそう呼ばれてて、それを華丸さんが「あさイチ」で思い出して言ったんだけど、炎上するどころか、X(旧ツイッター)で「メガネ会計ばばあ」がトレンド入りしたそうだから。一般名詞の「ばばあ」はダメだけど、「メガネ会計ばばあ」は固有名詞だからいいんでしょうね。つうか、いちいち呼び名で目くじらを立てるのもばかばかしいと多くの国民が思ってるのかもね。



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