島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

二人目の特権

2009年12月06日 | ファミリー
数日前、ドイツに住む友人あっこちゃんに「アホといわれるくらい、子供が可愛い」とメールした。
返信には「いいじゃないか、アホといわれようと、堪能できるだけ堪能しなよ」と。

一人目を育てていたときには感じられない「無条件のかわいさ」が二人目の娘には感じられる。
これは子供のキャラクターには関係なく、明らかに、「二人目」という親の余裕からくる「可愛さ」。
ま、一人目に比べると、手がかからないこともあるのだけれど、なにをしても「可愛い」の一言なのだ。
5年前はこうではなかった。
なにかあるたび、たとえば、さっきミルクを飲んだばかりなのに泣いている、なんで?なんで?と、抱っこしてあやしてみる。
効果がない。
なんで?なんで?どこか痛いの?
と、おなかをさすってみる。
それでも効果がない。

こんなことは、しょっちゅうあった。

今は。

たとえ泣いていても、「ま、そのうち泣き止むよ」と、あまり構わない。
本当にその数分後泣きやむしね。

でも、一人目はなにも分からないのが当たり前。
二人目は経験があるから、余裕があるのも当たり前。

それでも、うちの子たちは5歳の差がある。
結構、親はいろんなことを忘れています。

だから、新鮮さと余裕がミックスされ、ほどよいバランスがあるような気がする。

そして、結とナルの関係。
結が生まれてから今日まで、ナルが「嫉妬心」というものを表したことはこれまで一度もない。
内心どう思っているのか、常に気にしているのだけれど、本当に彼も結をかわいがっています。

最近、足をばたばたさせたり、ものをつかんだり、ということをするようになった結。
私も髪の毛やピアスをぐぃっとつかまれたりするのだけれど、ナルも例外ではなく、ナルのわき腹を蹴ったり、髪の毛をひっぱたりする。

それでも、ナルは怒らない。
常に笑って「ゆいーーいたいよーー」と目じりを下げて応対する。

その二人の姿もたまらなくかわいい。

はい。あほです。
もう完全に親ばかです。
でも、いいのだ。
これが最後なので。
もう、我が家に「赤ちゃん」がやってくることはないので、堪能しまくります。