島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

母走

2009年12月13日 | 日常
師走とはよくいったもので、12月は師は確かに走ります。
が。
母も走っているのです。別に12月に限ったことじゃないんだけれど。


なぜか母の週末、とくに土曜日は忙しい。
前日の夜、我が家の男二人に「明日のお昼、なに食べたい?」と聞く。
月曜日から金曜日は、息子は幼稚園の給食を食べてくるし、私たちはお昼はバラバラ、外で食べたり家でさっさとなにかを作ったり、と、めったに一緒に食事はできない。(というふうに今年からなってしまったのだ・・・)

というわけで、土曜日のお昼は3人で(いまのところ3人)ゆっくり食事ができる時間なのだ。

リクエストはたいてい、鶏肉ベース(鶏肉大臣と命名できるほど、鶏肉キラーの息子のリクエスト)か、
パエリア。
土曜日の朝は、私はカタラン語の個人レッスンが10時からあるので、パエリアはできればリクエストしてほしくないのだがリクエストされた場合は作る。
自分が食べたいからね。

で、昨日の夜のリクエストは「魚介のパエリア」でありました。

面倒なんだよーーーーと文句はいってみたものの、最近食べてない、作るか・・とテンションをあげてみる。

本音をいうなら、パエリアのベースになるスープは、私が帰る前にNadalに作っていてもらいたいのだが
なにせ、うちのだんなさん。二つのことを同時にできない、という特性を持っているのです。
子供の世話は天下一品だし、食事の用意も苦ではない人なのだが

子供の世話をしながら、食事の用意はできない→パニックになる。

ほとんど手のかからない結と、一人でも十分遊べるナル、絶対スープを作るくらい出来ると思うのだが週末、そういうことで喧嘩はできれば避けたい。
(結婚生活円満術の鉄則)

11時半にカタラン語を終え、ダッシュで買い物に走る。
行かなければいけない場所は計6箇所。
もう最後のほうはへろへろ。そんなときに限って人に会う。
今日は事務所の人とたまきに市場で会ってしまいました・・・・・

家に着いたのが2時過ぎ。
再びダッシュでパエリアを作り、食べるころには母ちゃんへとへと。
土曜日には絶対ピアノを弾かない、と決めているので、午後は子供と遊んだり大型スーパーへ家族で行ったり。
もう、夜7時には眠い母ちゃん。

仕事に行っている日のほうが疲労が少ない・・というのは、どういうことなのでしょうか。
やはり、師走、より、母走(造語だけれど)だよ、まったく。