小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

残り物に福はあるかな?

2009-04-21 17:53:49 | Weblog
週末の父島は大荒れの天気。日曜日の未明には、大雨洪水警報まで発令されたようである。

幸いと言うべきかどうか疑問だが、妻との扇浦までの早朝ジョグの時には、まったくと言って良いほど雨の影響はなかった。しかし湾岸道路のおびただしいゴミの量は、夜中の雨の凄さを十分物語っていた。そして台風以外ではあまり記憶が無いのだが、夜明道路は大雨の影響で通行止めとなっていた。

ジョグの途中、我々の横でわざわざスピードを落とした車の中から「こんな日の、こんな時簡に走ってるの、早死にするよ!」顔見知りのお兄さんは、笑いながらそう言って走り去って行った。

確かに彼の意見は正しいかも。所で、彼はこんな日のこんな時間、いったい何処へ行ったのだろうか?まあ日曜日の早朝、時間の使い方は人それぞれ。

ジョギングの後も雨のほうは上がったかと思えば、又ザーッと強い雨脚で降って来るといった繰り返し。早い天候の回復に一縷の望みを託し、妻が用意していたサンドウィッチだったが、本当に久し振りに、日曜日のランチは我家で頂く事に。

皮肉なことに、その後天候は急激に回復。僕は知人にお誘いを受けた、イカ釣りの講習会へ。何でもイカ釣りのプロが内地から来ており、口コミで集まった釣好きの島民向けに、イカ釣りの極意を伝授してくれるらしい。

集合場所の青灯には、親に連れられた子供ちゃん、中学生、高校生、そして大人と15名ほどの皆顔見知りの連中が集まっていた。自慢のエギロット(イカ釣り専用の短めの竿)を手にした連中のなかで、振り出しの磯竿を手にしたのは僕だけ。しかし、プロはそんな僕にも丁寧にイカ釣りのイロハを手ほどきしてくれた。

大変失礼ながら、僕は釣りに関してはほとんど無知、そのプロの事も全然知らなかったのだが、その道では超有名人らしい。皆さん、記念にツーショットの写真を、おねだりしていた。

そしてプロからイカバケのプレゼント。子供から順番に、最後は大人達でじゃんけん、残りのバケを競ったのだが、僕はなんとドン尻。ラッキーにもバケは丁度人数分有ったようで、残った最後の一つをメデタク頂く事ができた。果たして残り物に福はあるでしょうか?

写真は、そのイカバケ(内地ではエギと言うらしい)昨夜早速試してみたが、残念ながら空振り、ヤッパリ腕かな。