小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

お誕生会

2006-01-30 20:06:33 | Weblog
今日は穏やかな天気で久し振りにコペペ海岸で潜った。日差しが海の中まで差し込んで魚たちも生き生き泳いでいた。フルスーツは持ってないのでちょっと寒いんじゃないかと不安だったけど、トライアスロンのウェットでも今日は大丈夫だった。シュノーケリングポイントには事欠かない小笠原、これからが楽しみだ。

昨晩は31日が妻の誕生日なので、仲良しのえいちゃんとかずちゃんがお祝いに来てくれた。島にはケーキ屋さんは無いのだがイタリアンレストランで特注したケーキと、一般では売られてないパッションフルーツワイン、かずちゃんお手製のプカシェルのブレスレット、ハイビスカスのお花をプレゼントに持ってきてくれた。島に来てから初めてのケーキに妻はご満悦だった。食事の後、二人のウクレレによるバースデーソングと島歌が一層パーティーを盛り上げた。本当に素敵な人達だ。

えいちゃんはシーカヤックのガイドさん、時々ダンプの運ちゃんにもなる。身長186センチ、海外の海もいっぱい潜ったけど小笠原が一番だそうだ。明るくて熱い男えいちゃんは小笠原がよく似合う。旅の途中、えいちゃんに会わなかったら今、私たちは島に来てなかったと思う。こんなおじさん、おばさんをもその気にさせるえいちゃん、あなたの笑顔に誘われてここまで来ちゃいました。

そして、そんなえいちゃんの良きパートナーかずちゃん。島の診療所の看護婦さんだったそうだが、今はちょっと充電中。えいちゃんのアシスタントをしたり、ウクレレとかフラとかタコの葉細工、ボニン焼きとか超活動的な素敵な女性だ。元々は母島に旅をしてそのまま気に入って半年間居たとか。ダイビングのライセンスも持っていて、その魅力は果てしない。穏やかな語り口は島のリズムそのものだ。

宴も終盤に近づいた頃、えいちゃんから恐ろしい話を聞いた。この島では6月になって暑くなり、特に雨上がりの暑い日がヤバイらしいのだが夜になるとシロアリが大量発生するのだそうだ。明かりを目がけてものすごい勢いで発生するらしい。とりあえず、ピークの夜6時から7時の間は家の電気はみんな消すそうだ。えいちゃんの住む山の方は特に凄いらしい。最初、この島に来た時シロアリ駆除と言う会社の看板が妙に引っかかっていたのだが、これで謎は解けた。解けた代わりに不安が襲ってきた。えいちゃん、早く行ってよー。そうと知ってれば島暮らし考え直したのにー。それは嘘です。でもシロアリ怖いよー!

このブログに遊びに来てくださってる方々にお知らせ致します。小笠原はとても素晴らしい所ですが、6月にお出でになるのは避けられた方が良いかと思われます。ご参考までに。