小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

おが丸入港日

2006-01-28 20:35:28 | Weblog
夕べからの北風が一晩中部屋の窓をガタガタと刺激し、夜中何度も目が覚めた。今日はドックに入っていたおが丸の久し振りの入港日だ。船は揺れてないといいが。
今回の船は明日にはもう出港してしまう。本来なら到着したら3泊して出航するのである。26時間も揺られて1泊で帰る人はまずいないだろう。今日来る旅行者は次のおが丸を待ってゆっくり島で過ごす人達に違いない。

役場の朝の放送によると、おが丸は200人弱を乗せて定刻どうり航海してるとの事。午前11時半には二見港に到着する。風は相変わらず強いけど、水平線の向こうからやってくるおが丸を見ようとランドナーで三日月山展望台へ行くことにした。ここへの上りは結構キツイ。妻はヒーヒー言っている。でも負けず嫌いなので、ギアを一枚残して(布石を取っとくタイプなので)頑張って今日も上りきった。

おが丸が来るまでの間、いつもの様にヨガマットを敷いてストレッチタイム。移住する前は毎日ジムに通っていたが、ここにはジムはあるはずが無く、それでも筋トレは必要なので毎日メニューを組んでやる様にしている。以前通っていたジムはボディビルダー系の人達には有名なところだ。マッチョとは無縁のタイプの私たちはそのジムでは浮いていたと思う。それでも結構楽しかった。ロッテのバレンタイン監督もここのメンバーで会うといつもにこにこしていていい感じだった。
ヒトシさんとサワコさんにもここでお会いして友達になった。いつかふたりは島に遊びに来てくれるだろう。

今日の海は白兎がぴょんぴょん跳ねているので、おが丸を見つけるのは至難の業だった。ようやく北の方角に船らしき物を見つけた時は嬉しかった。二見港に入っていくのを確認して急いで山を下った。港へ着くと下船が始まっていた。出迎えの人達の笑顔で港は華やいでいた。それからと言うもの町が途端に活気を帯びてきた。この島は観光の島だという事を再認識した。
おが丸が運んでくるのは人だけでは無い。私たちの生活物資もだ。夕方になると、船が運んできた食料品を買い求める人でスーパーは長蛇の列。こんなに人、いたっけ?

今日はわが息子、風太の19回目の誕生日。一緒に祝ってやれないのは残念だけど、小笠原から愛を込めて「おめでとー!」