小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

トレッキング

2006-01-23 15:24:30 | Weblog
小笠原は東洋のガラパゴスと呼ばれているだけあって自然の宝庫である。それを肌で感じるには山歩きするに限る。そんなに高い山は無くせいぜい300メートル級の山で、遊歩道の無い秘境のような場所は山のガイドを伴った方がよいがだいたいは安全に登れるコースだ。途中、多くの小笠原にしか無い固有種の植物を見ることができる。内地の山とはまるで別物でジャングルにさ迷い込んだ様で楽しい。
そして太平洋戦争の頃の壕も多く見られる。山の中に潜んでいた人達の事を思うと切なくなる。悲しい歴史の上に私たちはいる。
写真は旭山に登った時のものだ。小笠原に欧米人達が最初の居住者になりその頃の幕府が島が外国の領土になる事を危惧し咸臨丸で巡検隊を送り込んだ。その時に初めてこの旭山に日本国旗を立てたそうだ。
山頂からは二見湾や兄島が一望出来、そこでたべるお弁当は格別だ。こういう事を言っては何だが、内地のどんなに洒落たオープンカフェもこういう絶景を目の当たりにすると虚像に思える。
自宅から行ける山はほとんどチャレンジしたが、今度は島の東側に位置する所をトレッキングしようと思う。その辺りはかなり危険なので以前トレッキングツァーでお世話になった小笠原君(本名である。)と言う山のガイドさんに連れて行ってもらうつもり。
どんなところでも歩ける様に筋トレ、筋トレ!