MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

野良子猫、裏銀小灰蝶、子蝸牛、脚長金蝿など

2017年06月02日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


巻頭の写真は、薔薇園に最初に現れたロシアンブルー系の野良の子。
ロシアンブルー系の野良は、昨年はより可愛い猫を生んでおり、
早々に持ち去られてしまった。
そのことを覚えているのか、
今年は人の入れない小川の向こう側で子育てをしていた。

「裏銀小灰蝶(ウラギンシジミ)」
園内の通称三角池前の遊歩道では20頭を超えるルリシジミが吸水していたが、
その中に混じって居たのが紋白蝶や黄立羽、
そしてウラギンシジミ♂だった。


「子蝸牛」
遊歩道際の額紫陽花が開き始めていたので記録として撮って居ると、
すぐ近くの葉に1cm程の蝸牛の子が這っていた。
更にその隣の葉にも一匹、その隣にも・・・・10匹ほどが這い回っていた。
まもなく「梅雨入り」だが、梅雨が終わる頃には倍以上に大きくなっていることだろう。

「斑脚長蝿(マダラアシナガハエ)」
金蝿の仲間で、小さいながら緑金と赤金が美しい。
もしも、この蝿の大きさが玉虫ほどに大きかったら、
彼らの運命は変わって居たかもしれない。

「脚長金蝿(アシナガキンバエ)♀」
上の斑脚長蝿よりも更に一回り小さく、やはり名前のように青金に輝くが、
普通に歩いていては見つからない小さな蝿の仲間で有る。
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蜜吸うてふも同じ色

2017年06月01日 | 写真俳句

空木(ウツギ)の花が開花期に入った。
別名を「卯の花」ともいうが、
おから料理も「卯の花」と呼ぶため、混同しやすい。

毎年のように咲き始めにやってくるのが「紋白蝶」なのだが、
ウツギの白い花と同じ色のため、その存在に気付かず通り過ぎることも有る。

写真の蝶は、両翅で花を抱えるようにして吸蜜していたが、
このような光景は珍しく、こちらを主題とした句にも挑戦中。
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