MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

刈らるも生きて(写真俳句)

2017年06月06日 | 写真俳句

公園に隣接した野原のような広場がある。
春から夏にかけては雑草の成長も早く、
すでに2度の刈込が行われている。

蒲公英が綿を飛ばし、茅花が穂を出して実る頃に刈込が行われ、
野芝が顔を出しているところもあった。

暑さの中で4セットあるベンチで休憩し、
その帰途に紫の小さな花を発見。
過去に見たことの有る花に似て居たが、
花が一輪づつしか付いてなかったことと、
草丈が7~8cmほどしかなかった事から別種のように思われた。

花の名前を検索すると「桔梗草(キキョウソウ)」で、
やはり前に見た花と同じだったが、
普通の桔梗草は下の写真のように草丈が30cm以上もあるので、
広場の桔梗草は成長期に刈られてしまったのだろう。

しかし、草の根などの一部が残り再成長してきたのであろう。
広場にはまばらに30本近く咲いて居たが、
どれも先端部に1輪の花しか付いていなかった。

下の写真が「通常の桔梗草」


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