MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

初夏の天牛たち(黄斑山天牛、四条花天牛、紅天牛、姫髭長天牛、ラミー天牛)

2017年06月10日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


公園散歩やポタリングは撮影が主目的なので、
カメラ機材(カメラ2台と交換レンズなど)や飲食物、
を鞄につめて持ち歩くのだが、これが意外と重く、
筋肉量が減少しつつある身には負担が掛る。

これまでは余り気にもならなかったが、
カメラ2台を首に下げるにより、より筋肉に負担が掛ったようで、
昨日は、立ち上がるときに腰に痛みが走った。
ということで・・・・今日は休養日。

昨日の写真の中から、天牛(カミキリ虫)の紹介です。

まずは巻頭の写真は「黄斑山天牛(キマダラヤマカミキリ)」で、
今シーズン最大のカミキリとの出会いだった。
触角が長いことから「黄斑深山天牛」にも似ていたが・・・

「四条花天牛(ヨツスジハナカミキリ)」
名前のように花の上にいることが多く、
これから見ごろを迎える「紫陽花」の花の上などで出会える。


「姫髭長天牛(ヒメヒゲナガカミキリ)」
今の時期園内で最も多く出会えるカミキリで、
生息範囲は広いようである。


「紅天牛(ベニカミキリ)」
出会って写真に撮っているいる人はまだ少ないが、
飛翔の目撃例は多くなっている。


「ラミー天牛」
白と黒の模様、触角の根元の緑青色が美しい。
私は初見だったが、常連さんに集団のいる場所に案内された。
数は多かったが人の気配を感じ取るとさっさと逃げて往き、
残念ながら翔んでいる姿しか見る事が出来なかった。

名前の由来や漢字名を調べると、
ラミーと呼ばれる繊維の取れる植物(苧麻=チョマ=からむし)の輸入などで、
入ってきた外来昆虫で、当初は九州地方にしか見られなかったが、
温暖化によって関西から関東まで北上しているようである。

小千谷縮(おぢやちぢみ)が「からむし」を原料として製作されるほか、
天然繊維の中でも吸湿・速乾性に優れており、JR新幹線座席カバーに使われているという。
「ラミー」と言う名詞の真実・・・知らなかったァ・・・・・・
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