MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

真夏の蝶(山黄斑日陰蝶?、裏銀小灰蝶、黄蝶の吸水など)

2016年08月05日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


今日は恐らくこの夏一番の暑さになったものと思われ、
昼過ぎの公園には人影もほとんど無かった。

グラウンド近くの笹薮の中で「サトキマダラヒカゲ」を見つけた。
ただ、いつも見るものよりも色が濃く模様が鮮やかだった(巻頭の写真)。


この蝶の仲間には「ヤマキマダラヒカゲ」と言う山地に住む蝶が居て、
それらの特徴もあったので、更に調べを進めると、
房総半島には特異のヤマキマダラヒカゲが生息すると言う。
場所的には大町公園からは真南に30kmほど離れた市原市内であるため、
南風に乗って大町公園に運ばれてきたとも考えられなくも無い。
が・・・・・
そうであるかも知れないし、そうではないかも知れず同定はできていない。


「裏銀小灰蝶(ウラギンシジミ)」
トイレの天井の照明近くに居たが、下の写真を良く見ると、
口吻をを伸ばして吸水しているようである。
蛾などがよくいる場所なので、その排泄物なのかもしれないが詳細は不明。
ちなみに、この個体は雌だった。


「黄蝶の吸水」
公園内のある場所の泥濘で最近良く見られる光景である。


「ヒメジャノメ」
目撃数は多いが、ほとんどが草陰などであり、
このように明るい日の射す葉の上で、翅を広げているのは珍しい。


最後は、団地の7階の廊下の壁に居た、
「紋黒鯱蛾(モンクロシャチホコ)」
模様の彩が美しかったので、記録として掲載した。
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