MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

斑褄切夜盗(蛾)、四筋虎天牛、茶羽青亀虫幼虫、鋏角亀虫幼虫など

2016年08月04日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


暑さが増してきている大町公園では、
昆虫達の幼虫をあちこちで散見することが出来る。

強い日差しの中をカメラを担いでの撮影は体力的に厳しいものがあるが、
初見の昆虫も見られるので、ついつい歩いてしまう。

まずは巻頭の写真で初見の、「斑褄切夜盗(マダラツマキリヨトウ・体長25~30mm)」
小さな体なので、肉眼ではその模様を確認することは出来なかったが、
PCで拡大してその見事な模様に見入ってしまった。

「四筋虎天牛(ヨツスジトラカミキリ)」
遠目には春に良く見られる「ヨツスジハナカミキリ」のようだったが、
頭部の黒い模様、背の黒い模様がやや異なるので、
調べた結果ヨツスジトラカミキリと判明した。


カメムシの幼虫も初見だった。

「鋏角亀虫(ハサミカメムシ)幼虫」


「茶羽青亀虫(チャバネアオカメムシ)幼虫」


先日紹介した「エゴヒゲナガゾウムシ」の別角度からの写真が撮れたので紹介。
下の写真が、産卵する穴を掘っている雌のエゴヒゲナガゾウムシ。
不思議な顔面だが、複目は角のような先端にある。


まだ穴は完成していないようだったが、急に雄が現れて穴掘りを中断、
追いあっているうちに二頭ともどこかに飛んで行ってしまった。
あっという間に飛び立つたため、鮮明な画像は得られなかった。


実際には更に多くの昆虫達が真夏を謳歌しているはずだが、
直ぐ近くに居るのに見逃していることも多く、
公園を2~3週程度巡ると更に多くの初見の昆虫に遭えるのかもしれない。
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