MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「野良猫団子」と「甲虫団子」と「山百合の開花」

2016年07月05日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


部屋の中は昨日熱せられたコンクリートの暑さが残っており、
しかも今日の最高気温予想が26度だったので、
Tシャツの上に夏物の薄手のベストを付けて大町公園へ出かけた。
が・・・
ベンチで常連さんと話し込んで居ると、山背のような風が吹き続き、
寒さを感じるほどに体が冷え込んでしまった。

約1時間後に歩き始めると体温も上がり、快適な散歩となったが、
今日のような急激な冷え(梅雨冷え?)には、
長袖シャツを持参するなどの必要を感じた。

バラ園を根城にしている4匹の野良に、
新たに4匹の子が生まれているという情報は以前から入っていたが、
今日その子猫に、彼らの縄張りであるバラ園で初遭遇した。
やや冷え込んだためか「猫団子」状態で横になっていた。
微笑ましいほどの三世代の「猫団子」は、私にとっては初見だった。


上の写真の左が一昨年生まれの親猫で、
右端が昨年生まれの雄猫である。
このほかに、ロシアンブルーの血を引いているという左端の親の親(♀)、
と、左端の親が昨年生んだ♀猫が居る。

上の写真を撮ってから約1時間後、ほぼ同じ場所での写真。
3匹の子猫全てが、栄養面から写真の親の子ではないようなのだが、
この時点では親子関係は不明である。


すぐ近くでは、子守をしているかのごとく雄猫と子猫が寄り添っていた。
ということで、この子猫は別の親の子である可能性が強い。


雄猫が子猫の面倒を見ていたり、
世代の異なる猫が一緒に猫団子を作っていたり、
この8匹の野良は、家族意識があるのかもしれない。
もしかすると、このような形が猫社会なのかも知れ無いと・・・・。


次は、樹液場の「甲虫(カブトムシ)団子」
樹液の出る場所が限られているため団子状態になっていた。


今日は、カブトムシのほかにクワガタも集まっており、
あちこちに分散して吸液していたのを数えると、両方あわせて16頭もいたが、
笹で隠れて見えない個体や、幹の穴に潜っているものも居たと思われる。


暫く観察して居ると、カブトムシとクワガタが争いを始めた。
強かったのはクワガタで、
上の写真左側の3頭のカブトムシを次々と排除してしまった。


常連さんの「もみじ山で山百合が咲き始めていますよ」との情報で、
もみじ山に登って行くと、4~5株の山百合が咲いており、
2株が寄り添って団子状態で咲いていた百合もあった(巻頭の写真)。
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