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MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「大島桜開花」と「花と蝶と蜜蜂」

2014年03月24日 | はならんまん

今日は平年より暖かかったと言うことで、
公園を散歩しているとやや汗ばむほどだった。

団地中庭の「大島桜」が開花した。
咲いている数から昨日とかそれ以前に開花していた可能性がある。


暖かな南風に誘われて近隣をポタリングと散歩。
巻頭の写真は先日「辛夷(コブシ)」として紹介したものだが、
開花の状態を見ると、やや花弁の数が多く花も大きいことから再調査すると、
コブシではなく「白木蓮」であると確認できた。

大町公園への入り口の一つである「市川少年自然の家」の、
野外炊飯場のある中庭の「アンズ」が満開を迎えていた。
偶然に飛んできたセイヨウミツバチにも焦点が合った。


池のほとりでは様々な野草が咲き始めた。
蒲公英、紫花大根(写真中央)、姫踊子草(写真右下など周囲に点在)。
ほかの場所では、
芹やクレソン、キツネノボタン、ナズナなどの花も咲いている。


ルリタテハも姿を現し、モンシロチョウやシジミチョウも舞っていたが、
動きが早く、ルリタテハとキタテハだけを撮ることができた。
キタテハやモンシロチョウが越冬することは知られているが、
もしかするとシジミチョウも越冬していたのかもしれない。


ナズナに似ているタネツケソウ(種漬草)が密集して咲いており、
小さい花にも拘らず「花爛漫」そのものだったので、撮っていると・・・・


キタテハが目の前に現れ、私から1.5mほどの場所にあったその花に止まった。
望遠レンズを付けていたから、撮影最短距離ぎりぎりの場所に止まったのである。
そして良く見ると・・・・吸蜜し始めたのだった。
こんなに小さな花の蜜も、キタテハにとっては命をつなぐ食料だったのである。


自然の中にいると驚きと発見は多く、
花は綺麗に咲いていても蜜蜂や花虻などの虫が寄ってこない、
「瑠璃唐草(別名・オオイヌノフグリ)」だが、
その花の蜜を吸っているキタテハを10日ほど前に発見し撮っている。


冬の寒さから解き放たれて、
生きとし生けるものが蠢き始めた。

増尾花道迷い道(1)「絶佳・枝垂紅白梅」

2014年03月16日 | はならんまん

大津川へポタリングのついでに、
昼飯用の寿司弁を買おうと柏市増尾にある大手スーパーへ。
このスーパーに行くのは3度目で、
何度かGoogleマップで近道を確認しているので迷うことはなかったが、
やはり自転車の道中では登りの坂道は避けたいものである。

と言うことで、買い物の後、初めてのやや下りの道を走った。
増尾は高台なので、大津川に出るには下る道を走れば出るだろうと・・・・
「下り道」以外何も情報はなく、迷いながらのポタリングだった。

大津川へ出る一つの関門が「東武野田線」を横切ることで、
線路沿いに出たものの、反対側に出る踏み切りやトンネルが見当たらない。
右に行くと坂道(後で調べたところこの方面が増尾駅だった)で、
そちらを回避して左側へ行くとまもなく線路ガード下から反対側に抜けられた。

で・・・ガードを潜るとまもなく見えてきたのが巻頭写真の光景。

余りにも立派な樹形と花の多さに、最初は枝垂桜と思われたが、
花の付き方で枝垂紅梅と理解できた。
花は梅の花なのだが、樹高が高く(10m以上)まるで枝垂桜のようであり、
これほど高くすらりと伸びた梅の木を私は過去に見たことがない。

さらに、同じほどの樹形で枝垂白梅があり、
枝垂紅梅とともに対を成していてしかも満開という絶景であった。


とくに紅梅は花付が多く見事しか言いようがなかった。
枝垂紅梅頂上部


枝垂紅梅中ほどの右側。


枝垂紅梅中ほどの左側


枝垂白梅側から


枝垂れ白梅頂上部


これほどの銘木は近隣でも有名に違いないと、
ネットで「増尾の枝垂梅」で検索したところ1件だけ見つかった。

で・・・・
迷いつつも先へ進むと、民家の庭先には梅の木が多く、
小さな梅林もあちこちにあった。
さらに、大津川までの途中には、河津桜や瑠璃唐草の群生地などがあったりで、
勝手ながら「増尾花道」と名づけた。

近いうちに第2弾を紹介予定。

花爛漫2014春(3)

2014年03月15日 | はならんまん

久し振りに風のない快晴となった。
と言うことでダウンウェアを脱ぎ捨て近隣の花散策へ。

寒桜がほぼ満開となった。


木によっては2分咲きのものもあったが、
10本ある寒桜のうち8本はほぼ満開であった。


花に囲まれていると、やっと「寒」は過ぎ去ったのかと一入である。


目白も沢山飛来していた。
咲き始めの頃は花の奪い合いで気が立っていた目白も、
選択の余地がないほどの花に囲まれて穏やかだった。

写真を撮っていると、近くを通った車の音に驚いて、
桜並木から近くの山に逃げていった。
その数がなんと30羽以上・・・・。


先日新たに発見した農地の実桜も満開となっていた。


農地に続く野原では満を持した弓矢を放つごとく、
瑠璃唐草(オオイヌノフグリ)の花が春の光を求めてせめぎあっていた。


明日もまた晴れて暖かいとの予報が出ている。

厳しい冬を乗り切った人も小鳥も虫も待っていた春の到来である。

「寒桜」と「実桜」咲き始め、「河津桜」ほぼ満開

2014年03月06日 | はならんまん

北風がやや強く体感気温は零度近い一日となったが、
快晴に真冬並みのクリアな空気と来れば、
多少の寒さは何のその・・・・・

と言うわけで、
北風が遮られる街中や雑木林を縫って、
かって知ったる近隣の早咲きの桜の木を一巡り。

寒桜が咲き始めていた。
下の写真のように、
暖かければ明日にも満開になるのではないかと言うほどに、
殆どのつぼみが膨らんでいた。


寒桜は十数本あり、木によっては2分咲き程度のものもあった。


満開になるのは現在の寒気団が過ぎ去る来週半ばぐらいと思われる。
枝分かれした小さな枝先に5~6個の花が咲いている。
満開になると周辺のメジロがこぞって花蜜を吸いに来る。


下の桜の花は、実桜なのだが、
私が見慣れている支那実桜(唐実桜ともいう)とはやや花や蘂の形が異なっている。
大き目のサクランボの生る西洋実桜の一種(佐藤錦など)かもしれない。
5月の連休には実が熟すのでチャンスがあれば、確認したいと思う。


こちらは6~7分咲きになった「河津桜」


で・・・こちらが4日に「あけぼの山農業公園」で撮った紅梅。


寒さが長引くと桜と梅が同時に咲いているような年もあるが、
老木なら樹形で簡単に梅か桜か判断できるが、
幼木のときは意外と難しく遠くから見ただけではなかなか判断できない。

桜か梅かを見分ける一つの方法としては花の付き方で、
花柄が短く一個咲きの多いのが梅、花柄の長い数個咲きが桜。

巻頭の写真は寒桜。

しだれ梅華やぐ(あけぼの山農業公園にて)

2014年03月05日 | はならんまん

昨日は友人に誘われて、
「あけぼの山農業公園」の梅林に、
梅の花を撮りに行った。

ピーカンの快晴に恵まれたためか、梅林にはあちこちにカメラマンが・・・。
見頃ではあったが、遅咲きの梅はまだのようで、
週末ごろが最も見頃になるものと思われるが、
早咲きの梅は散り始めている。

ということで、
今日はロケーション的にも面白く、
花の咲き具合や、やや逆光気味に輝いていた「しだれ梅」を紹介。

背景をややアンダー気味にレタッチしてみた。


古木の枝の間からしだれ梅にピントを合わせたが・・・・


梅というよりも枝垂桜のような風情が面白い。


花爛漫風に・・・・。


梅林から竹林に抜ける階段が、新たな展開を想像させるが、
この構図は、友人の指導によるものて、
3年目にしてやっと満足するものが撮れた(巻頭の写真)。

3年前は3月11日に梅林に行っており、芝生の広場であの震災に遭遇している。