今日は平年より暖かかったと言うことで、
公園を散歩しているとやや汗ばむほどだった。
団地中庭の「大島桜」が開花した。
咲いている数から昨日とかそれ以前に開花していた可能性がある。
暖かな南風に誘われて近隣をポタリングと散歩。
巻頭の写真は先日「辛夷(コブシ)」として紹介したものだが、
開花の状態を見ると、やや花弁の数が多く花も大きいことから再調査すると、
コブシではなく「白木蓮」であると確認できた。
大町公園への入り口の一つである「市川少年自然の家」の、
野外炊飯場のある中庭の「アンズ」が満開を迎えていた。
偶然に飛んできたセイヨウミツバチにも焦点が合った。
池のほとりでは様々な野草が咲き始めた。
蒲公英、紫花大根(写真中央)、姫踊子草(写真右下など周囲に点在)。
ほかの場所では、
芹やクレソン、キツネノボタン、ナズナなどの花も咲いている。
ルリタテハも姿を現し、モンシロチョウやシジミチョウも舞っていたが、
動きが早く、ルリタテハとキタテハだけを撮ることができた。
キタテハやモンシロチョウが越冬することは知られているが、
もしかするとシジミチョウも越冬していたのかもしれない。
ナズナに似ているタネツケソウ(種漬草)が密集して咲いており、
小さい花にも拘らず「花爛漫」そのものだったので、撮っていると・・・・
キタテハが目の前に現れ、私から1.5mほどの場所にあったその花に止まった。
望遠レンズを付けていたから、撮影最短距離ぎりぎりの場所に止まったのである。
そして良く見ると・・・・吸蜜し始めたのだった。
こんなに小さな花の蜜も、キタテハにとっては命をつなぐ食料だったのである。
自然の中にいると驚きと発見は多く、
花は綺麗に咲いていても蜜蜂や花虻などの虫が寄ってこない、
「瑠璃唐草(別名・オオイヌノフグリ)」だが、
その花の蜜を吸っているキタテハを10日ほど前に発見し撮っている。
冬の寒さから解き放たれて、
生きとし生けるものが蠢き始めた。