大忙しのクリスマス・イブ

　
24日は、日本ではクリスマス・イブといって盛り上がりますが、ルーマニアではこれからのクリスマス期間（25-27日）にいただく豪華料理を仕込む日。なんだかお正月料理を仕込む大晦日みたい？
　
ルーマニアでは25日と26日が祝日、ルーマニア正教（東方教会に属するオルトドックスと呼ばれるキリスト教のひとつ）のカレンダーでは25～27日の3日間が赤丸印の日です。多くの会社員が、25日から1月1日までクリスマスホリデーになります。

新年2日から仕事、というのはちょっと日本人の習慣にはないけれど。お休みがもう少し長い人も居ます。商店などはこの限りにあらず。むしろ稼ぎどき。スーパーや商店は一般的に12月25日と1月1日がお休み。
　


朝からすでに豚足を煮込み、煮こごりの準備。私はサルマーレを巻くのを手伝います。お祝いのときに欠かせないコゾナック（イタリアのパネトーネ風）はすでに準備済み。腸詰ミンチ肉、つまり手作りソーセージもたくさん買ってあります。


　
家の大掃除もクリスマス（25日）までに済ませます。いつもテキパキ家事をこなすお姑さん、私の出番は余りないのですが、ひとつ私がお姑さんより出来ることがありました。それは、家具を動かしたりして、狭い間に入り込んでの掃除。

　

こちら、12月上旬にクリスマスツリーを組み立てるお姑さん。身長は私と同じ位ですが、この巨体（失礼！）。狭いところに身体が入らないのです。私が掃除をすると、家具もすこし動かすだけで済みます、せっせと雑巾片手に拭き掃除、片隅のホコリ退治。
　


マイダーリンのツリーは、高さ2.1ｍ。そこらの個人商店においてあるのよりもずっと立派。私がルーマニアにやってくる前に、マラソン大会でゲットしたもの。入賞賞品として1本ゲット、お楽しみ抽選会でも1本ゲット、近くに住む従妹たちにあげたそうです。
　


ルーマニアでは特にお正月飾りはないので、このツリーを年明け10日くらいまで飾って、新年をお祝いします。長く楽しめるクリスマスツリーです。
生木も多く出回るモミの木、小さいのから大きいのまで、サイズもいろいろ。日本の門松も兼ねている？



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