ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

先生はお休みたっぷり、ルーマニアの師走

2009-12-05 | ルーマニア・ブカレストの日常
12月は日本では師走、昔は先生と言うものは威厳がありどっしりしていて慌てふためいたりしないもの、その先生が走るほどの忙しさ、それが12月、と言われてきたように、あわただしい歳末商戦とともに過ぎていきます。
 
が、ルーマニアの先生方は?国家の公務員に対する政策で2ヶ月連続合計8日間の休暇(ただし無給)をとることになり、学校単位でその日数を消化しています。
 
たいていの学校は、先の11月30日(月曜日)を休みとし、次の日の統一記念日の祝日とつなげて、前の週末からの4連休。学校長の裁量でお休みの日を決めるのですが、「日曜日と祝日の合間の月曜日を休まないわけがない」はほぼ全国共通。ましてや11月30日はルーマニア正教の大きな祝祭日、聖アンドレイの日でした。
 
さらに冬休みを前倒しし、12月11日からお休みに入るところも多いようです。クリスマス&大晦日&新年を迎え、3日までお休み。1月4日からまた学校再開。日本のように新年を大きくお祝いするのではなく、クリスマスをお祝いする冬休み。年が明けたらすぐに学校が始まります。
 
登校する日を数えてみると、12月はわずかに9日間。そのうち12月4日金曜日は、大統領選の投票所に当たっている学校は、半ドン。昼からは投票のための準備が行われます。

この半ドン、たとえば6時間授業が3時間になるのではなく、1レッスン50分授業が25分に短縮され、10分間の休み時間も5分になるというもの。これではじっくりとした授業になりません。おまけにこの日にテストがあるのなら、25分の短縮テスト。
 
そう、先生方の困りごとは、カリキュラムをあわただしく消化しなければならないこと。成績を付けなくてはならないのにテストもちきんと出来ないこと。休みが多くなるのはそれだけ仕事部分にしわ寄せが来るということなのです。
 
やっぱり大忙しの先生、でも冬休みはロングラン、ゆっくりと家族と一緒の時間&自分の時間を過ごしてくださいね。


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