外は氷点下でも屋外スケートリンク

　

大陸性気候のルーマニアのなかでもブカレストは比較的温暖なところ、でも週明けからの寒波で、連日、最高気温でも0℃くらいの日が続いています。この気温のおかげで、屋外のスケートリンクが次々オープン。
　


Unirii広場（統一広場）の特設スケートリンクはすでに先週10日にオープン（一番上の写真）。毎日営業、10時から21時30分。入場料10レイ・貸靴料金10レイ（1時間半以内）。ただいまTârgul Moşului（サンタ・マーケット）、同時開催中（23日まで）。ヘラストロウ公園内にも18日、リンクがオープンします。
　


ここ、フロレアスカ（Floreasca）のスケートリンクはブカレストでも一番の老舗。同じく入場料10レイ・貸靴料金10レイで24時まで楽しめます。この時刻、確実に氷点下。
　


モギオロシュ（Moghioroş）はブカレストで一番大きな屋外スケートリンク。でも市内中心部から遠いのが難点。入場料15レイ・貸靴料金10レイ。金・土曜の夜は深夜2時まで営業。
　


我が家から近いのは、リア・マノリウ・スポーツコンプレックス（国立総合運動公園）にある屋内スケートリンク。入場料10レイ・ほかに貸靴料。メインスタジアムは2011年のヨーロッパカップの決勝会場に決まっていて、解体＆新築工事中。
　


話題性が一番なのは、AFI Cotroceni（コトロチェニに出来た奇岩群ショッピングセンター/私訳）内の屋内リンク。おしゃれなショッピングセンターの中で、氷上散歩。センターの営業時間に合わせ、10時～24時、入場料12～18レイ・貸靴料金10レイ。
　
身近にあるスケートリンク、そして手近にスケート靴を入手することできます。スケート靴が今月のスーパーの特売品になっていたりして。これに限らず、大きなハイパーマートでは数種類のスケート靴を扱っています。お値段も120レイ（約3800円）くらいから。　
　
ブカレストっ子にとって、アイススケートは手近な冬のアウトドア・スポーツなのです。・・・が、残念ながらスケート競技となると別問題。



ルーマニアのアイスホッケーのメッカはハリギタ地方で、ルーマニアチームが活躍した時代もありましたが、今では下火に。上の写真はミエクラ・チュっクのスケートリンク。正面にアイスホッケー選手のメタル像。真夏の撮影でごめんなさい。さらに、選手育成に莫大なお金のかかるフィギュア競技にいたっては、国内で有力選手は育っていません。

冬のオリンピック、ルーマニア唯一のメダルはボブスレー、でもかなり過去のこと。いま育ってきているウィンタースポーツの有力選手はバイアスロンのEva Toflaviさん（ハンガリー系ルーマニア人）、今季、ヨーロッパ選手権での活躍が期待されています。

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