ルーマニア式自転車の保管場所

ブカレストでまったく見かけないもの、放置自転車、またはブロックハウス（＝集合住宅）の前の駐輪場。はい、道路やブロックの前においておくと、気付いた時には無くなっているのが常。誰もそんな危ないことをしません。きちんとブロックハウスの中に持って入ります。

たいていは自宅内に保管、といってもブロックハウスは2～4ＬＤＫの間取り、家族で住んでいると余分な部屋はなく、自転車はバルコニーなどに置くことになります。
　


我が家のお隣の息子さん、ブロックハウスの踊り場に保管。ここは日本式にいうところの4階と5階の間。5階建て以下のブロックにはエレベーターはついていません。ここまで持って上がるのが大変。同じ棟15戸の住人は皆顔見知り、それでも外部からの侵入に備えて、配管パイプにキーチェーンで固定しています。
　


マイダーリンも以前、遠乗りの出来る本格派マウンテンバイクを持っていました。ブロックハウスの玄関ホールにキーチェーンで固定して保管していたけれど、玄関ホールを壊される可能性もありというので、余り乗らなくなってきたことだし、友達に譲ってしまいました。その自転車で１週間かけて、ヨーロッパ大陸横断、スペインまで行ったのでした。
　


これはまた、たいへんな保管場所。壁をよじ登られ奪い去られる危険性は少ないけれど、落ちないように固定するのが一苦労かも。こんな自転車の保管方法もある、ルーマニアでした～。


　

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