ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

大雪~駅伝も中止

2008-02-09 | 日本のいろいろ


午前中遅い目から降り始めた雪、大阪中央部では珍しく積もるほどの大雪となりました。夕方までに出かける用事があったので少し早い目に家を出て、大阪城で途中下車。どれどれ、街の様子は?
 


土曜日とはいえ、大阪市内、自動車はよく走るので車道には積雪がありません、でも歩道にはシャーベット状の雪。それでも自転車の通ったあとがたくさん。地元のおじちゃんおばちゃんたち、強し!でも今日は救急車のサイレン音がいつもよりもたくさん響いてきたような~~滑って転ぶ事故?雪が積もると消音効果があります、さらに遠くの音がよく聴こえるようになります。
 


大阪城公園に入るとさらにシャーベット状の雪がたくさん。空もどんよりとしたまま、雪は降り止みません。



こんな大阪城、かなりの人出です。通りすがりに聞こえてくる言葉、中国語と韓国語。同じアジア人なので見間違いそうですが、外国からのお客さまです。
 


公園内は今、「大阪城 春の花三昧」キャンペーン中。



花三昧していたのはこの人たちでした。あちこちで三脚を立てるアマチュアカメラマン、大阪城梅林にて。



わたしも人のことは言えません、雪見たさに、大阪城まで出かけていったのですから。



ランニング・コースにはさすがにランナーの姿は無し。私ももちろん、傘を差してコートを着込んで行きました。



すっかり暗くなって、靴から足元をずぶぬれにして帰宅すると、「チームの監督先生から電話あったよ、明日の駅伝、中止だって。」~明日の郡市対抗駅伝、早々に中止が決まったとのこと。きっと会場となる大阪北部の公園あたり、たいそうな雪だったのでしょう。(郡市対抗駅伝、昨年の様子はこちら) 

わたしはまだ十分に走れていないので応援に廻るつもりでしたが、「メンバーが足りない、登録選手以外を走らせるわけにも行かず、チームの棄権もありうる。」と言われていたので、内心ほっとしました。
 
なにぶんにも市町村の対抗駅伝、市内在住在勤者の中から走れそうなメンバーを探してきます。メンバーを引き受けたからにはきちんと走れるように調整しておかなければならないのですが、今年は勝手が違いました。もう11年目となります、今までと同じことをやっていたのでは体力も気力も続いていきません。これからのいっそうの課題。




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Summary in English: Big snow in Osaka
Dear Friends in Bucuresti,
You may laugh at my report today, yes, we had big snow in Osaka this weekend. I can say “big snow” as we seldom have snowing in my place.
Somebody may be easy to fall down on the street when he rides on a bicycle as Osaka'n people are not used to snow. The other people may go out to take snowy photographs like me!


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レイ安情報

2008-02-08 | ルーマニア&あちこちで・びっくり


ルーマニアの通貨はレイ。2007年1月からユーロに加盟しましたが、即、ユーロ通貨導入ではありません。ユーロ導入のためには国内経済の活性化が不可欠、ユーロ圏の西側諸国並みに経済を引き上げ、そして安定させなければなりません。
 
ところが昨年末からレイ安が続き、年明けには1 EURO =3,8 LEIまで来てしまいました。昨夏には1 EURO =3,2 LEIをつけていたのが半年で急落。ルーマニアにおいてあるわたしのレイ建貯金、昨夏にユーロを購入しておくんだった~~でも、ルーマニア旅行など、外貨を持ち込むぶんにはありがたい情報。

そしてルーマニアでも相次ぐ公共料金や生活必需品の値上げ。みんな頭を抱えてしまっています。う~ん、日本でも相次ぐ値上げ、洋の東西いずこも暮らし難し・・・。
 
上の写真は、ユーロ加盟記念のテレフォンカード。厚手のプラスチック製でICチップが埋め込まれていて国際電話もOK。10レイ(07年夏購入当時約500円)。


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Summary in English:
1 EURO =3,8 LEI !!! And how big raises of public utilities charge and daily necessities are, they say!
It must be big problem to live. 
I know DALLOR is getting lower and the stock prices fall all over the world by big influence from U.S and the remarkable rise of the crude oil price …Problem will be everywhere…


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外は寒くても~ブカレストのお稽古事

2008-02-07 | ルーマニア・ブカレストの日常


ルーマニアの首都ブカレスト、冬の気温は氷点下になり真冬日の続くこともありますが、子供たちは元気にスイミング。ラン仲間マリアンのところのご姉弟、水泳を習っています。

教育熱心な親御さんが多く、習い事はブカレストでも盛ん。男の子にサッカー(ヨーロッパではフットボールといいます)はもちろんのこと、女の子にはダンスにバレエ。英会話、日本の柔道や空手も習い事のひとつ。
 


こちらは少し前に街で出会った男の子。胴衣を見かけて話しかけてみました。
「日本ノ武道ヲ練習シテイルノ?カラテ?ジュウドウ?」~「カラテ。」
「好キ?」~「ウン!」と答えて、「イチ・ニ・サン・シ・・・」と数字を日本語でかぞえてくれました。ポーズを取ってみて、のリクエストにちょっとシャイに一枚。
 
いつも走りに行くヴィトール"Viitorul"・スタジアムと同じ敷地内に、屋内施設あり、道場も併設されていて、胴衣を着た子供たちも元気に通ってきています。



あらあら、スイミングのあとでちょっとお疲れ、先ほどのマリアちゃんとアンドレイくんです。外は氷点下でも家の中はカロリフェールでぽかぽか。長袖Tシャツ一枚でうたた寝できるんですね~。


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ルーマニアって雪国?

2008-02-06 | ルーマニア・ブカレストの日常


雪は降りしきり・・・



一晩でこんなに積もることもあります。ルーマニアって雪国だったっけ?ブカレストの緯度は北緯44度25分。札幌は北緯43度。ルーマニアの緯度はほぼ、北海道と同じくらいの位置。

昨年は、雪といえばぱらつくほどで道に積もるほどの雪は一度も降らなかったブカレスト、今年はどうやら大雪のようです。

ついでによく聞かれる質問にお伝えすると、「ルーマニアって、スキー場あるの?」~あります、カルパチア山脈あたりのシナイアポイアナ・ブラショフ(Poiana Braşov)など、夏は避暑地、冬場はスキー・エリアとしてにぎわいます。シナイアでは5月ごろまで滑ること出来ます。



上の写真はポイアナ・ブラショフのスキー・エリア案内図。残念ながらわたしは夏にしか訪れたことのないリゾート地。ブカレストから車があれば3~4時間。



「ルーマニアって海、あるの?」~あります、黒海に面していて、ビーチリゾートを楽しめます。世界地図で見ると蝶々のような形をした黒海がヨーロッパの外れ、ロシアとの境にあります。その黒海の西側に面してエンゼルフィッシュのような形をしているのがルーマニア。中東欧諸国の中では大きな面積(237,500km²)を誇っていて、イギリス(244,820 km²)と比べても少し小さいくらい、日本の本州(227,945 km²)よりやや大きいです。

黒海がある、と答えれば「黒海にチョウザメ、いるの?キャビア、採れるの?」~キャビアといえばカスピ海のロシア産だったっけ?いずれにせよ庶民の食卓には上がらないので、よくわかりませ~ん??


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ブカレストの雪景色

2008-02-05 | ルーマニア・ブカレストの日常


こんな雪景色の中を楽しんでジョギングできるようになったら寒さも平気。
氷点下であってもすっきりと晴れ渡った日など、ブカレストのラン仲間やマイダーリンたちは屋外で走るときもあります。
夏場のグリーン×空の青さとはまったく異なる風景を見せてくれるチタン公園のワン・ショット。


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パリ・ダカ代替レース、ハンガリー・ルーマニアへ

2008-02-05 | ルーマニアを想うとき


今朝の読売新聞より~

パリ・ダカ代替レース 4月、ハンガリー・ルーマニアで 
【パリ=若水浩】テロ組織からの脅迫で今年の大会が中止となったダカール・ラリー(通称パリ・ダカ)の主催者は4日、今年4月下旬に中欧のハンガリーとルーマニアを舞台にした新レース「ダカール・シリーズ」を行うと発表した。開催直前に中止となったパリ・ダカに代わるレースを行うことで、世界一過酷なレースから参加者やスポンサーが離れるのを防ぐのが狙いだ。
 4月20日にブダペストを出発し、ルーマニア国内を通過して、26日にハンガリー西部のバラトン湖にゴールする。総距離は約3000キロと、パリ・ダカの3分の1程度だが、約半分が高度なテクニックを必要とする難コースだという。(読売新聞2/5朝刊)

ルーマニアのどのあたりを走るのでしょう?本当にやってくるのかな、「ダカール・シリーズ」!


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Summary in English:
The sponsors of the Dakar rally (popular name Paris-Dakar) announced that they will have the new race "Dakar series" in Hungary and Romania of the Central Europe in the end of April, instead of the this year’s meeting called off by the threat from the terrorist.


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No.1スタジアム、解体進む

2008-02-04 | ルーマニア・ブカレストの日常


しばらくランニング・ネタ続いていましたが、ルーマニア情報をひとつ。ルーマニアで一番大きなスタジアム、ブカレストのリア・マノリウ・スタジアムが現在解体工事中、新たなスタジアムが建設されることになりました。
 


スタジアム脇に雪が残る中、すっかり取り壊され、背の高い照明塔だけが残っています。いつも走りに行くヴィトール"Viitorul"・スタジアム(=変形400mトラック)の奥にある巨大スタジアム、一度だけ、スタンドの上にあがったことがあります。たしかに大きいです!



リア・マノリウ(Lia Manoliu)といえば6万3千人収容、サッカーの国際試合や国外ビッグ・アーティストのコンサートなど、そのたびに人が集まるところでした。

そしてそんなイベントのたびに出会うのは、警備の機動隊員の多さ。警察官も出て、周辺パトロール。サポーター同士の小競り合いや、屋外飲酒の取締りなどなど。ルーマニアでは公園などの公共の場での飲酒は禁止されているのです。

「デモ、皆、家ヤテラス(=かんたんなレストラン)デ飲ンデカラ出テクルカラネ。血気盛ンナンダヨ。」と警察官のマイダーリン。夜勤のないときには警備に借り出されたりします。
 
社会主義の時代に作られたこのスタジアム、いや、スタジアムに限らず、社会主義時代の建築物はブカレストのいたるところに多く残っています。街区を埋め尽くすほどにもあるブロックハウスは機能性だけを求めてシンプルな箱型、これらは建て替えなどまだまだ先のこと、居住者はみんなめいめいにリフォームしてマイ・ホームに住んでいます。



上の写真は、なぜか?自分の家の外壁部分だけきれいに塗り替えられたブロックハウス。もちろん住民が一致団結して建物一棟ごと塗り替えられたブロックハウスもあります。古いものでもきちんと手入れして丁寧に使っているのです。


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トシの数だけ豆を食べる~食生活など

2008-02-03 | ルーマニアのご馳走
 

節分の日には実家では枡にいれた、数え年の数量の大豆をいただきます。食べるのはポリポリ、あっという間でしたが、数えるのがちょっと大変な年齢になってきました。母なんぞ、七十数個を「いっぺんに食べられないから明日に残しておくわ。」などと取り置き。
 
この大豆、最近では煎ったものを買ってくるのでやわらかくて食べやすくなっています。子供のころは生の大豆を買ってきて、鉄なべに入れて家で煎ったものです。どうしても硬く仕上がってしまい、節分の豆=硬いもの、とインプットされているわたしは最近になっても豆を食べるとき「硬いんじゃないかな?」と少し身構えて口に放り込むものです。
 
でも噛み応えがあって噛めば味のするものが好きな私、イマ風のやわらかく煎った豆もしっかり噛んで味わいます。
 


噛み応えがあるといえばルーマニアのパン、添加物もなくグルテンの粘り気があって、噛めば噛むほど素朴な味が出てきます。両手に乗るくらいの丸いパンが50円ほどで買えるのがうれしいところ。黒パンと呼ばれる全粒粉を使ったパンもあります。シンプルな味なのでどんなお料理にも合うし、パテと呼ばれるレバーや野菜のペーストを塗って食べるのもおいしいです。
 


このパテ、おいしかったので缶詰をお土産に買って帰りました。が、いざ日本の食パンにあわせるとなるとイメージが合致しません。バターや添加物が多く含まれている日本の食パン、それだけで小麦粉以外の香り深いので、パテの濃厚な味が合わないのです。
 
やっぱりルーマニアのパテはルーマニアのパンに塗ってこそ美味しい~そんなわけで日本での食生活とルーマニアでの食生活はまったく別物。ルーマニア料理に合わないので、ルーマニアではほとんど白ご飯を炊かないし、あまり食べたくもなりません。おまけにルーマニア家族の誰も日本式に炊いた白ご飯を食べません。
 
たまに作るのがカレー。唯一これだけはマイダーリン、気に入った様子、自分で白ご飯をよそい、カレー鍋からカレーを盛り付けて食べています。まったく異なる食生活、しばらく日本にいて日本の食生活を送っていると、お姑さん手作りのルーマニア料理が食べたくなってきました。そろそろ帰り支度かな。

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summary in English:Today is “Setsubun”
It's literal meaning is “change of season”. Because it is the turning point from winter to spring according to the old calendar.
We have a custom of eating just as many soy beans as our own age.
Japanese dietary habit is quite different from Romanian, sometimes I miss Romanian foods especially made by Victoria, Mother in Romania.


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雪の舞う週末

2008-02-03 | 日本のいろいろ
金曜の夜あたりから胃がしくしく痛み、土曜日午後、新年会があったのですがほとんど食べられず。日曜日も身体の中から悪寒+戸外も寒くって、一日部屋で丸まっていました。

予定していた大会も雪で中止(順延)、もちろんわたしは怪我で走れないけれど、参加賞にミズノの速乾Tシャツがもらえるので、強欲張ってもらいに行くつもりでしたが、体力温存できました。
 
いつもならば何かランニングのイベント(レースなど)で出かけている日曜日、そんなわけで今日はずっと家にいて、別大マラソンをTV観戦、決め込みました。
 
レース当日、朝まで冷たい雨(ところにより雪、ミゾレ)の残った大阪で、天気の心配しながらテレビをつけてみると、大分では雨も上がっていて、気候コンディションよさそうだったので安心し、中継にず~っとかぶりつき。

わたしにとってはテレビのマラソン中継をリアルタイムで見るのはとても久しぶりの日曜日、のんびりしてしまいました。
(↑いや、先週も走るバスの中でマラソン中継を見ていました!バスには確か「選手収容用」と書かれていたような~~)

走っている人はのんびりどころじゃないだろうな、なんといっても男子のエリートマラソン、ラン仲間も何人か堂々と乗り込んで行きました、吉報を待っています!


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世界マスターズ室内大会、参加決定!

2008-02-01 | ルーマニア・ランニング事情


マイダーリンからの知らせです。3月17日~22日フランス・Clermont-Ferrand(クレルモン・フェラン)で行われる世界マスターズ室内陸上競技選手権大会に参加決定。クロスカントリーとハーフマラソンにエントリー。ダーリンにとっては2度目の世界マスターズ大会となります。web-siteはこちら



冬には冷え込み雪が積もることもあるヨーロッパ、マスターズ(男子35歳以上、女子30歳以上の陸上競技愛好家)でも室内大会が開催されます。ブカレストでも毎年3月に開催。世界大会にも陸続きなので気軽に参加するようです。(上の写真は2年前のリンツ大会、3月中旬。)



2年前オーストリア・リンツで行われた大会に初参加したダーリン、仲間のステファン(3000mのマスターズ室内記録保持者)&ビクター(フランスTPC大会でベテランの部2連覇中)とハーフマラソンを走り、3人ひとチームの国別対抗戦で3位入賞。ルーマニア・マスターズチームとして銅メダル獲得してきました。個人としては誰も入賞ラインに届かなかったそうですが、3人揃って、いいメンバーだったのです。

今年はステファン&サロシ。サロシ(SAROSI FRANCISC)は昨年の第1回黒海マラソンの優勝者でもあり、弟さんもランナー。マイダーリンより年上ですが、兄弟で15年以上、ルーマニア・アマチュアランナー界の第一線で走り続けています。息の長いランナー、良いですね!ルーマニア・チームの健闘が楽しみです!!



・・・と言うわけでマイダーリンも、自分の走りたい大会に適当にエントリーして冬を過ごしています。このあとついでにモナコ・マラソンも走りたい、とか言っていました。モナコってどこだったっけ?室内選手権のあるClermont-Ferrandって、フランスのどこ?

わたしも2月、いくつかの大会にエントリーしていましたが、怪我が治るまでお預け。駅伝も含めて、6レースも予定していました、駅伝欠場で迷惑をかけてしまうチームの皆さん、ごめんなさい。わたしの今は、我慢我慢~。

P.S  Clermont-Ferrand(クレルモン・フェラン)はフランス南西部、平野の真ん中に火山帯から盛り上がった中央山地(マシフ・サントラル)、と呼ばれる一帯。山地とは言われるものの最高峰は1886mのピュイ・ド・サンシー山。渓谷と火山帯の中にのどかな風景を見せてくれる町。


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