ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

国旗を大切に思うこと

2008-02-11 | 日本のいろいろ
 

今日は建国記念日。きょうの日にかかわらず祝日には国旗を揚げるのが慣わしでしたが、最近では玄関先に国旗を掲げているお家が少なくなりました。上の写真は、きょうのマラソン大会コース上にある奈良・法隆寺の門前。ちゃんと国旗が揚がっています。
 
ランニングでフランス遠征などを通じて、アマチュアでありながらも外国で走るとき、日本を代表しているような意識が出てきました。特にわたしのフランス遠征は日本選手団として4名のうちの一人、スポーツ連盟からの選抜であったため、日本チームという意識が強かったのです。
 
ルーマニアに行くことになったとき、大学時代からの親友が「結婚祝い、何が良い?」と訊ねてくれました。わたしは即答、「日本の国旗!大きなのと小さいの。」~サイズまでリクエストしてしまいました。小さいのは部屋に飾る用、大きいのはマラソン大会持参用です。

「国旗とはまた、海外に行くのに変わったものを欲しがるなあ?」と友人はいぶかしく思ったそうですが、その後、ルーマニアで日章旗を掲げたわたしの写真を何枚も送ったら、納得してくれたようです。こんなところやこんなところ、ここでも活躍!



マイダーリンの家にもルーマニア国旗がいくつも飾ってあります。さらにわたしの日章旗も。
 
アイルランドで結婚した女友達が、年末年始に日本の実家に帰ってきていました。我が家にも旦那様を連れて遊びに来てくれたときのこと。リビングに飾ってある日章旗と一緒に写真を撮ったりしていました。ふとわたしが、手に持っていた旗を床に置いたとき~「国旗ヲ、床ニ置イチャ、イケナイヨ!」
 


国旗を掲揚するときの上の写真のポーズはアイルランド人のもの、彼もまた自国の国旗を愛してやまないアイルランド人なのです。日本は靴を脱いで家の中に上がる習慣ですが、外国では土足のところも多いです、部屋の中とはいえ、床に国旗を置くのは地べたに置くのと等しいこと。国旗を敬う気持ちがあれば、土の上にべったり国旗を寝かして置くなどということは考えられないのです。ハッと気付かされた瞬間でした。

アイルランドといえばイングランドと戦いの歴史、ルーマニアも隣国との領土争いの中で、戦場に赴く戦士たちは自分たちの国旗をかけて戦っていたのです。そんな中から培われた愛国心、きょうの建国記念の日に日本人として愛国心を持ち続けたいと思ったわたしです。


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