ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

No.1スタジアム、解体進む

2008-02-04 | ルーマニア・ブカレストの日常


しばらくランニング・ネタ続いていましたが、ルーマニア情報をひとつ。ルーマニアで一番大きなスタジアム、ブカレストのリア・マノリウ・スタジアムが現在解体工事中、新たなスタジアムが建設されることになりました。
 


スタジアム脇に雪が残る中、すっかり取り壊され、背の高い照明塔だけが残っています。いつも走りに行くヴィトール"Viitorul"・スタジアム(=変形400mトラック)の奥にある巨大スタジアム、一度だけ、スタンドの上にあがったことがあります。たしかに大きいです!



リア・マノリウ(Lia Manoliu)といえば6万3千人収容、サッカーの国際試合や国外ビッグ・アーティストのコンサートなど、そのたびに人が集まるところでした。

そしてそんなイベントのたびに出会うのは、警備の機動隊員の多さ。警察官も出て、周辺パトロール。サポーター同士の小競り合いや、屋外飲酒の取締りなどなど。ルーマニアでは公園などの公共の場での飲酒は禁止されているのです。

「デモ、皆、家ヤテラス(=かんたんなレストラン)デ飲ンデカラ出テクルカラネ。血気盛ンナンダヨ。」と警察官のマイダーリン。夜勤のないときには警備に借り出されたりします。
 
社会主義の時代に作られたこのスタジアム、いや、スタジアムに限らず、社会主義時代の建築物はブカレストのいたるところに多く残っています。街区を埋め尽くすほどにもあるブロックハウスは機能性だけを求めてシンプルな箱型、これらは建て替えなどまだまだ先のこと、居住者はみんなめいめいにリフォームしてマイ・ホームに住んでいます。



上の写真は、なぜか?自分の家の外壁部分だけきれいに塗り替えられたブロックハウス。もちろん住民が一致団結して建物一棟ごと塗り替えられたブロックハウスもあります。古いものでもきちんと手入れして丁寧に使っているのです。


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