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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



IAAF世界陸上2007大阪大会は、今年8月25日から9月2日までの9日間、大阪長居陸上競技場を中心に開かれる大会である。

左側の白い屋根が陸上競技場



この世界陸上競技選手権は、1983年にヘルシンキで初めて開催され、最初は4年に1度、1991年の東京大会以降は2年に1度、世界のトップアスリートたちが一同に会し、「真の陸上世界一」を目指す舞台として注目を浴びるようになってきた。

今年の大阪大会では、世界212の国と地域から約3200人の選手・役員が参加するので、参加国はアテネオリンピックよりも多いことになる。

戎橋のグリコの看板も日本代表アスリート風に衣替え



また1991年の東京大会では、164の国と地域から2500人が参加しているので、今回の大阪は東京をかなり上回る大きな大会となっている。

過去、この世界陸上で日本人が取った金メダルは、1991年男子マラソンの谷口、1993年女子マラソンの浅利、1997年女子マラソンの鈴木とたった3個だけである。

グリコ看板の本来のウエアは白



その世界陸上2007大阪をPRするために、世界陸上プラザが御堂筋にオープンしている。

黒いビルの先の黄色い部分



世界陸上プラザでは、世界陸上チケットの販売、世界陸上に関する展示、過去大会からのポスター、選手のサイン色紙、シューズの展示、オリジナルグッズの販売などをしているというが、どうも大阪市民の盛り上がりに欠けるようである。



緑の少ない大阪の夏は、日本で一番暑いので有名であるが、大会は朝7時から午前中で終って一旦休憩に入り、夜の7時頃から10時過ぎまで1日2回に分けて開催されるようである。

プラザのイベントスペース



しかし大阪の蒸し暑さは、熱帯から来た外国人も参るというくらい酷いので選手は勿論、観客も暑さ対策で大変であろう。

現在、世界陸上プラザでは、暑い大阪を涼しくしようと、細かい霧を発生させる空間冷却システムを取り付けていたが、涼しさをあまり感じなかったのは私だけであろうか。



ちなみにチケットの値段を調べてみると、9日間の通しで20万円という高額なものもあるが、午前の部ならスタンド最上段の席が前売2千円(当日2500円)という。


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