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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



今から7年前の2000年3月18日から9月17日まで開かれた淡路花博ジャパンフローラ2000は、、会場整備費860億円を投入して、入場者700万人、兵庫県レベルの経済効果だけで2950億円(全国では5288億円)と発表されているので成功した博覧会だったようである。



兵庫県は、この博覧会の後の2001年に「財団法人淡路花博記念事業協会」を設立し、会場となった百段苑、プロムナードガーデン、奇跡の星の植物館温室等を含む28ヘクタールを夢舞台公苑として公開している。

手前の建物が夢舞台



一方国は、国際的かつリゾート感溢れる海辺の園遊空間を創り、全国で11番目のイ号国営公園「国営明石海峡公園」として整備を進めているらしい。

海に近い場所が国営明石海峡公園



国営明石海峡公園は、明石海峡を挟んだ『淡路地区』と『神戸地区』の2地区で計画され、現在淡路地区の公園だけがオープンしているが、この地区の計画面積の約39%となる37、2ヘクタールが現在開園している。

ウェスティンホテル淡路と百段苑



淡路花博記念事業協会が運営している百段苑には、エレベーターを使って途中まで上がることができるようになっていた。



百段苑には、縦横4,5mの花壇が丁度100箇所あり、世界のキク科植物およそ100種が植えられているという。

ヘリクリスム・カンニアヌム(オーストラリア原産)



何故キク科の花を選んだかといえば、兵庫県の花が野路菊であったことと、キク科の花は世界に2万3千種類と最も種類の多い花であるからだという。

ノコギリソウ



百段苑に掲示されている解説によれば、キク科植物は春菊のように野菜や山菜として食用に利用される他に、除虫、薬用、染色と幅広く利用されているという。



百段苑にはピンク、黄色、白などキク科に属すマーガレットが色別に植えられていたが、エレベーターのある塔をバックにマーガレットを接写で撮ってみた。



百段苑の中には、ムギワラギクというオーストラリア原産のカラフルな花が丁度満開であったが、これほど鮮やかな色をしたキク科の花は珍しいのではなかろうか。 




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