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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



大阪市営地下鉄の鶴見緑地公園で下り、改札を出て広い道路を渡ると1990年開かれた、国際花と緑の博覧会(花博)の跡地を整備し1972年に開園した鶴見緑地公園である。



(花博)は日本を含む83カ国と55の国際機関、212企業・団体が参加した国際博覧会で、総入場者数約2千3百万人を記録した大博覧会であった。

エントランスにある並木



当初は、大阪市市制100周年事業として、国際博覧会ではなく国内博覧会として開催する予定であったが、当時の国の政策と合致したことから国際博覧会に格上げされ、バブル期と重なった事もあり、民間企業からの寄付金総額は、国内開催の博覧会史上最高となったという。



(花博)の会場面積は、126ヘクタールだったが、跡地は花博記念公園鶴見緑地として整備されたとき現在の106ヘクタールに縮小されたようである。



地下鉄の駅にほど近い現在の鶴見緑地公園は、無料で開放されていて緑豊かな起伏のある丘や、滝、いくつもの池があり、市民のちょっとしたハイキングコースとなっている。

池にはアオサギがくるほど自然が豊か



この日も、106ヘクタールもある公園の木陰で持参した弁当を食べているカップルや家族連れを何組も見かけることができた。

公園の東側には、オランダ風車のある丘があり、風車の周りの畑には季節毎に花が植え替えられているようで、春にはチューリップ、今の季節にはサルビアの花とポピーが満開となっていた。



風車の丘の先には、イギリス庭園風のこじんまりとしたバラ園があり、バラはもう盛りを過ぎていた。



バラ園を通って丘を下ると日本庭園があり、池のスイレンが丁度満開であった。



これほど広大なスイレン池は珍しいので、水面に近いアングルから写真を何枚か撮っておいたが、ここで写真を撮っている人を大勢見かけたのでやはり他の人も珍しいと思っているのであろう。



日本庭園から公園の中心部分にある大きな池まで歩き、東屋に坐って持参した弁当を食べたが、五月晴れの公園で食べる弁当は美味い。

中国館跡



花博の時の外国パビリオン跡地を通って、咲くやこの花館を目指して歩くと、公園のアチコチでは本格的なカラオケセットを持ち込んだグループが気持ちよさそうに歌っている。

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