ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

サイクリングの快楽

2018年11月08日 | 日記

 今年も夏時間(サマータイム)が終わって日の入りが早いと感じる今日。11月になって日中の気温も10度前後になり寒さを感じるこの季節は自転車に乗る為に出かけるにも根性が必要になって来る。誰もが気軽に自転車に乗る季節ではなくて寒天の寒さの中に飛び込む気合が必要な季節である。

 

  朝日に照らされ黄金に輝く落葉の道を無心になって駆け抜けるのは最高に気分が好い。時々濡れて堆積した落葉の上でタイヤを取られて転びそうになったり、蓄積した落葉の上り坂で思いっきり踏むとタイヤが空回りたりする面白さがある。路上に落ちているのは紅葉した葉だけではない。小枝、どんぐり等が車輪の下で様々な音を立てる。

 

  折り返し地点では焚き火に当たってあがった呼吸を落ち着かせる。走っていると体は熱いが止まると直ぐに冷えてしまう。焚き火を前にして火を眺めていると、過ぎ去った夏の光景とか昨年のこの時期の事などを思い出して時間の経過のスピードの速さを感じる。

 

 カフェの中に入ってダブルエクスプレッソをオーダーし10分位の時間を掛けて頂く。こうやって一瞬寛ぐ時間を設けている事が自転車に乗る事を継続する一つの秘訣なのであろうと思う。エスプレッソは折り返しの印である。

 

 休日のスケジュールは時として平日よりも忙しい。それでも、天候が許せば日の出と共3時間程自転車で出かける。サイクリングと言うよりも自転車をねじりしならせて走る ”もがき” というスタイルの乗り方である。走り終わった時に心身共に満足感があるのが快楽である。今日も一日忙しく過ごし時計は夜の11時近いが朝使用した自転車の泥を落としカラブキンで掃除して書斎に持ち込む。自転車もランドクルーザーも愛用するとそれは自身の体の一部となり、人生を楽しませてくれる。

 


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