ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

いつまでも旨い酒を飲もうっていう事の意

2015年10月12日 | 日記

 人生のゴール(地点)というものは実は存在しないのだ、という理解が確立しつつある。ゴールというのは一つの目標であり、それは中継点に過ぎない。それはつまり目標やゴールを点として理解するのではなくて方向、或いは線として理解する道の事なのである。ナンとか道とか道を究めるという事は継続という事を意味している。

 

 旨い酒を飲む。という概念は飲む酒の味やブランド等の点(個)の存在も勿論あるが、それを線で理解すると酒という存在そのものに囚われない、液体というよりも立体的で、その存在は人間に活力を与える天地のしずくともなる。酒を飲む為には酒を購入するする為の金銭が必要だ、その金銭を手に入れる為には働きたいという意欲とそれに伴う継続的な収入が必要となる。そして、一人で飲むのもいいが時には友達と飲みたい。気を許して本音で話が出来る友の存在がほしい。そして、話題が必要だ。豊かな話題を得る為には何かをやろうと思う夢を語るのではなくて、そのために既に体を動かして何かを始めている事が大事である。その他にもいろいろあるとは思うが、総合的に理解すると、旨い酒を飲み続けたいという事の意味は、人間性、人間関係、経済力、などに恵まれる為に努力を継続し続ける姿勢の事なのだ。

 

 長~い登り坂、誰もが苦しいです。

 長~い上り坂を超えると一瞬のダウンヒル、そして、その先には再び長くきつい登り坂が待っている。この線こそがゴールであり目標なのかも知れない。まさに道(TAO) というのは人生そのものです。これを楽しむ事が出来たら健康というものは楽しみの付属となる。生きているという事は既にゴールの中に存在するようなものだ、生まれてきた事自体がゴールなのかも知れないが、そこはやはり走り続ける必要がある。心と体を持つ人間を器械に例えると酒は潤滑油のように捉えるのがいいのかも知れない、足らなくてはギシギシ音をたて多すぎるとベタベタになる。潤滑油なんてどうでもいいや!と思うかも知れないが、いい潤滑油を注すと機械の動きに違いを感じるようになるかもね。

 

今日も道を走る事に乾杯!  

 

コメント
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