ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

最初の一歩はピクニックから

2014年07月06日 | FIELD NOTE

 今日は暑さも緩和され、過し易い日曜日であった。夕方になると野外で体を動かしたせいか、一日の充実感を感じている。体を動かしたのは労働ではなくて、広い公園内の散歩とキャッチボールであった。

 

 今朝は早起きして、まだ人がいないスパーマーケットに買出しに行ってきた。ローカルの季節物の新鮮なブルーベリーを大量に安売りしていたので買ってきた。冷水で洗って、手でがばっと掴んで大量に口にほおばる。大きくて甘いベリー、小さくて硬くすっぱいベリーが口の中で潰れる時に大きな幸せを感じる。まだ誰も起きてこない休日の朝のおやじの楽しみってやつだ。皆さんの前では、一つ二つ摘んでつつましく上品に食べていますもので。(笑)

 

 よぉーし!今日はピクニックにいこう!という気分になった。

冷蔵庫を開けてサンドイッチを作り始めた。

...

 

 オーバーランドもアウトドアもキャンピングも、

その始発点はピクニックにあると思っている。

 

 予断ですが、冷戦の最期、東西ドイツのベルリンの壁を崩壊に導いたのがピクニックであったという事はあまり知られていないかも。

 

ピクニック...恐るべし!

 

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アフリカン アドベンチャー

2014年07月05日 | EXPEDITION

 英国生まれの写真家 George Rodger とその妻 Jinz Rodger は1950年代に何度かアフリカ大陸に渡りランドローバーを駆ってアフリカ大陸の人や景色を写真に収めた。ロージャー夫婦は当時全く意識していなかったのであろうが、今日このリモートフォトグラフィ活動がランドローバーを駆ってのアフリカンアドベンチャーのパイオニアであったと呼ばれている。

 写真は George Rodger Photographs より、

 

1957年、英国ケントの自宅の前、

ランドローバーでのサハラ砂漠横断旅行の準備をする光景。

 

1957年のアルジェリアサハラ、

サハラ砂漠の横断は予想以上に過酷であったであろう。

 

スタック、当時マックストラックスはまだありません。

砂嵐で引き返したりもした様子です。

 

1958年、北サハラに幅8メートル、長さ320キロのハイウエイが出来ました。

しかし、連続する砂嵐で徐々に消滅していった様子です。

 

 

1958年、ウガンダのサバンナの木陰。

ローバーのトロピカルルーフは簡易ベットにもなりますね。

 

1958年ケニアにて地元の狩猟者達と友に。

 

1952年、シリアの砂漠において遺跡を訪ねる。

 

 ロジャー氏は元々戦争カメラマンであった。戦時中にレンズの向うを捕らえた景色は当時は報道写真としてマスコミュニケーションに活用された。1950年代、ロジャー氏は戦場からアフリカ大陸へとレンズを向ける先を変えた。戦争報道に疲れたロジャー氏はアフリカで何を観たのだろうか?一度だけでならず、何度も足を運んで危険と隣りあわせでランドローバーを進めたのは、そこに何かがあったからに違いない。今日も過酷な砂嵐と灼熱の太陽の向うにあるものに夢を重ねて、人々はアフリカンアドベンチャーの夢を膨らませている。

 

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FJを巡る廻り合わせ

2014年07月04日 | FJ CRUISER

 7月4日、今日アメリカはインディペンデンスデイ(独立記念日)である。休日とあって静かな朝を迎えている。昨日も暑い一日であったが、夕方の雷豪雨は豪快で、今朝は地面が濡れて夏の朝の清々しさがある。

 

 ところで、先週仕事先の現場で、あるタイヤに出会った。

タイヤ?

 

このレッドレターのジェネラルタイヤ(タイヤは車体から外してありました)。

 

...このタイヤを観たら、ただものではない、と思う。

更に、その横には純正FJクルザーのホイールセットが置いてあるではないか。

 

こ、  れ、  は、 

 

 ニューヨークに長く住んでいて、ピックアップトラックやSUVに乗る日本人は何人か知っているが、今まで一度も4x4を駆る日本人に出会った事は無かった。先週、仕事先の現場で初めてFJクルーザーに乗る日本人に出会いました。ただ単に足的にFJ乗るというだけではなくて、生活の中におけるFJの占めるウエィトがかなり高い。

ニューヨークにも四駆好きな日本人がおられた事は実に驚きでした。

...

 

 

TAKUMI-CHI FJ CRUISER

...(

 

 

 人の出会いが不思議だと思ったのは、全て偶然だったからです。

私にとってニューヨークの日本人の四駆愛好家に出会ったのは初めてでした。

 

 ...しかし、

 

出会ってから三日後の先週の土曜日に、

仕事の都合で帰国されました。

...

 

 人の出会いというのは本当に不思議なものです。何かに操られているのか、あるいは誰かがゲームを楽しんでいるのかっていう感じです。アメリカの東の端において日本人のFJ乗りが偶然出会っただけの事なのですが、考えて見ると、もしも、たまたま、が重なって継続しているのが今ですね。

 FJというのはやはり、人生の面白い(FUN, JOY) を教えてくれる存在であると感じました。

 

FJの旅は継続します、ここアメリカでも、日本でも。

 

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Desert Trailblazers

2014年07月02日 | EXPEDITION

 ジープ ラングラー アンリミテッド をベースに AEV (アメリカン エクスペデッショ ンビークル)が内外共に手を加えた500馬力のパワーを誇る ラングラー ピックアップ、ブルート。そして、最新のハイテクとリカバリーギアを装備した2014年製の新車 ランドローバー LR4。更に、今年でアメリカ市場投入最後のFJクルーザー2014年型 TRD トレイルエディション(1/2500台)をアメリカ中西部に位置するアリゾナ州のアウトバックを南から北へ200マイル走る。トップギアUSが今年製作した番組、日、米、英、の4X4を対比させる企画だが、性能云々を真剣に比べるというより、走らせて楽しむ娯楽番組であり、優劣、勝負は無い。

 

荒野を安心して走れるのが新車の四駆である。

 また、これを観て思ったのは、四駆に対する各国の趣(傾向)である。

 

米国 ー> パワー、力で乗り切れ!

英国 ー> アウトフィッターも含む装備の充実さ。

日本 ー> 軽さ爽やか!

 

世界の4x4界はこの3つの大きな要素が存在しており、現在は融合しつつあるのかな。

 

...ドイツは?

 

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シンヤ キムラ

2014年07月01日 | 日記

 

 世界の頂点に立つ日本人のバイクビルダー木村信也氏。彼は自分の職業をカテゴライズ出来ないし、しない。新しいものを創出する作業なので、この世に今ある名詞や表現力だけでは適切にそれらを掴めない、よって...みたいなもの。とあいまいな表現を使われるのであろう。

 彼はクリエーターである。ただ、オートバイをクリエイトするだけではなく、人とバイク、そして有り方をクリエイトする。彼の短編な言葉の中にあるように、自分の中にあるものを引き出す実行力を持った男であることを高く評価したい。心像に描いたオートバイ、そしてそのバイクを駆って走る姿と光景、更に機械工作に集中出来る環境などは、彼が描いた人生そのものなのだろう。多くの人々は彼が手を加えた作品の完成(感性)に魅かれる、がその作品の鑑賞に酔っているだけだと実に勿体ない。

 

感性に訴えかける、

本能的な危うさ、野生みたいなものを感じ、

自分の中にあるものを引き出すもの。

 地面も空も真っ白で区別が付かない...レシプロのエンジンの飛行機で空を飛んでいる、なんともいえない平和な感じ。

 

 形のある物、形の善し悪しをずっーと考えていた。

安全性と言うのは自分の理性とテクニックだけに委ねられる。

 

 孤高のビルダーと言われる木村氏だが、彼が世界的に評価されているのは物造りが上手なだけではない。彼の存在を通じて、クルマやバイクに乗って(触って)気持ちが高揚するのは、自分の中にある感性がそれを通じて引き出されるからだと言う事を教えてくれている。

つまり、キムラシンヤ氏の生き方は、

あなたもキムラシンヤだという事を気付かさせてくれているのだ。

 

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