ニューヨーク周辺では ジープ ラングラー(Wrangler) を目にする機会が多い。最近仕事でよく訪れる ロングアイランド のビジネス地区の各駐車場の中には必ず一台はジープが駐車されていると言っても過言ではない。特に4ドアのアンリミテッドは目にする回数が多い事から人気が高いと感じている。
今日のアメリカでは円高もありFJクルーザーは割高である。GMのハマーはその商機を失って市場から消えた。ローバーは高級路線を選択した。総じてアメリカの4x4市場はジープラングラーがその首位を占めている。この流れはしばらくは続きそうな気配だ。
郊外を走るラングラーは何かしらのモディフィケーション(カスタム)を施した車両が多い。ジープラングラーを購入するという事は完成車を手に入れる事とは異なる。つまり購入後に手を入れて自分好みの車両に仕上げてゆく楽しみを秘めているクルマなのである。
アメリカ指折りのジープパーツ販売サービスを提供する QUADRATEC がまとめたモディフィケーションのグレード基準(ベンチマーク)を紹介したい。
アメリカ人は物事を合理的に考えシンプルにして捉えるのが上手い。アフターマーケットのパーツ類も多いラングラーのモディフィケーションは掴み所がないのが現実だが、それをより解りやすくイメージからコラージュにして提示してくれたサービスである。
市販のジープラングラーJKアンリミテッド
これを3つのSUTAGE (段階)に分けてモディフィケーションを分類致します。
ステージ 1
2インチ サスペンション
31x10.5 タイヤ
チューブラー バンパー
...etc.
ステージ 2
4インチ サスペンション
33x12.5 タイヤ
ヘビーディユーティー バンパー
...etc.
ステージ 3
6インチ サスペンション
36x13.5 タイヤ
エクストリーム バンパー
...etc.
詳細はこちらを直接ご覧下さい。
まあ、絶対的な分け方ではなくてだいたいですが、だいたい。
しかし、これを頭に入れておけば、
あっ!
あれは 1 だな、......、
......これは 3 かなあ?
こりゃー 2 だなっ...。
と、整理されるのではないか!という事です。