待合室にコンスーマーレポートが置いてあった。最新の4月号は自動車に対する評価の特集でありページをめくってみた。その中に面白い記事があった。2008年から2016年における約10年間で大型ピックアップトラックの所有に対する女性登録者が67%増加したという記事。もはや大型ピックアップトラックは男の乗り物では無いという事を数値が示している。その理由を探ると快適性の向上と燃費の向上という2つの要素がある。燃費においては2007年がターニングポイントであった。例えば、フォードのF-150は2007年までは常に燃費が14マイル/ガロン前後でありメーカーからは燃費を改善しようとする空気は無かった。しかし2007年を境に燃費が改善され続け、現在は19マイル/ガロンである。乗用車に比べると決して燃費は良くはないが、それでも燃費改善を意識したメーカーの姿勢が見える。大型ピックアップは乗り心地においてはセダンの比では無くゴージャスそのものである。メーカーとしても利益率の高い大型ピックアップを普及させたい意図がありその展開は順調に進んで行っている感がある。上の写真は2019年型 Ram-1500 Kentucky Derby Edition、大型ピックアップ市場という激戦地帯を勝ち抜く為にクライスラーが投入する最新モデルである。過去10年間メーカーは女性の顧客を取り込む事を意識して商品を発展させてきたかどうかは分からない。女性の登録者が増えたのは偶発的な結果だったのかも知れない。あるいは以前は極端に女性の登録者が少なかっただけなのかも知れない。何れにせよピックアップトラックに魅力を感じるのはもはや男性だけでは無い。ピックアップトラックは今日女性の嗜好を惹き付ける対象であると感じている。
僕は日本に住んでいる「おみそ」といいます。この名前でブログをやらせてもらってます。僕も4×4のアメ車やピックアップ、SUVが好きです。また、オーバーランディングにとても興味があり、色々調べて記事にしています。日本ではオーバーランディングという言葉は全くと言っていいほど知られてません。「ロクマルでいこう」に出会えて本当に嬉しいです!楽しく見させてもらいます!