ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

ASAP & AFAS は運転の根底

2021年03月15日 | 日記

 

 最近、10台の若者達にクルマの運転を教える機会がある。アメリカでは多くの州が16歳から自動車免許証が取得可能、運転免許所有者が助手席に同乗する事によって公道での練習を兼ねた運転が可能となる。運転のノウハウの指導はオフロードドライビンではなくてあくまでも公道での安全運転である。技術的なノウハウと同時に運転に対する心構えなども含めて伝えている。落ち着け! 安全のダブルチェック! 状況の想定をしてみろ!  同乗者の気分を害するのでいちいち怒るな! 先行車に対してどれ位の車間距離で走ったらストレスを与えないか体感してみろ! 迷ったら譲れ! 相手の目をしっかり見て意思を示せ! エンジンブレーキの使用実感、フットブレーキが故障した時にいかにして車を制止させるのか、四駆のローレンジを使って深雪の路肩から脱出する、などである。そうやって車の運転という多様な行動を指導していると、自身の斜め上から一つのフレーズが聞こえてくる。そのフレーズとはこのブログの副題となっている、As slow as possible and As first as nessessary. である。このフレーズは本来、ランドローバーのオフロードドライビングテクニックのマントラとして伝授されてきた。正直、10台の若者にこのフレーズを唱えさせたとしても、意味は分るが体感が出来ない。それは中性的なフレーズであるからであるが、不思議な事にレース以外の車の運転に対しての行動分母になっている根底的なフレーズであると実感している。即ちこのフレーズは車の安全運転の為のフレーズなのであり、オフロードを運転しない全てのドライバーにとっても必要な根底となるフレーズなのである。

 


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