2015年の現在においても1980年代のSR5を観るとトキメキがある。既存のトヨタの小型トラックTACOMAと比べるというのは申し訳ないが、80年代のトヨタトラックには、いいねぇ!と感じさせる何かがある。
これは先週までebayの市場に出ていた1983年型の4代目トヨタピックアップトラックSR5である。米市場においてトヨタのスモールトラックにTACOMAの名称が付いたのは1995年以降なので、これはHILUXと呼ぶのであろう。
この車体の走行距離は40500マイルと少なく、車体には錆などはない。
また、このディケールのデザインは今見ても実にカッコいい。
その良さは80年代よりも今の時代の方が客観的な評価が出来るというものです。
いいね!
このディケールのセットは現在もアメリカでは新しい物が手に入ります。
即ち、人気だという事です。
この車高が高過ぎず低すぎずのバランス感覚は、
肉食系の恐竜が前進する容姿を感じさせます。
1974年から94年までの20年に渡って生産された。22Rエンジン。
シンプルなのがいいですね。
こちらは80年代の後半から90年代の初頭の5代目SR5です。
1988-1994
これもディケールが、いいねぇ!
1980年代にロサンゼルスの空港から出た時の街の風景の中に、
ピックアックの荷台に乗っていた多くの人々を観て、
いいね!いいね!
って思った。
のを今もよく覚えている。
今はその昔の、いいねぇ!がなくなってしまった。
1980年代というのはいい時代だったのかも知れない。
その、いいねぇ!というのは性能や機能がいいねぇ!と言うのとはちと違う。
...
そういった思い出を回想させてくれるのがこの時代のトラックなのだ。
荷台に乗るというのは、確かに危険な行為である。
僕もトラックの荷台に乗ってサンフランシスコのベイブリッジを渡った事がある。
今思うと、あれは最高に気持ちが良かったなぁ。
いい時代だった、豊かな時代だったのかも知れない。
...それは、アメリカでHILUXが走っていた時代。
ところで、HILUXと言えば英国のTOP GEAR だが、
彼らのHILUXに対する評価が興味深い。
以下、wikiより
自動車番組『トップ・ギア』における扱いと本車の耐久性
BBCの自動車番組トップ・ギアで、ハイラックスの耐久実験が行われたことがある。この企画は放送時点の13年前に生産された4代目ハイラックスのイギリス向け仕様車両を中古で購入し、海水に車体を5時間沈め、解体用の鉄球で衝撃を与え、ビルの屋上にハイラックスを置き爆破解体工事を行うなど、かなり手荒な方法で破壊が試みられたが、車は基本的な工具のみで修理をしただけで、自走してスタジオに到着した。このハイラックスは司会のジェレミー・クラークソンの提案で、以後収録スタジオに展示されることとなった。またSeries08 Episode3の別な企画では水陸両用車「Toybota」のベースに使用。また、7代目ハイラックスをベースにした改造車で北磁極に到達した。さらに、このチャレンジで使用された撮影クルー用の車両が、ジェームズ・メイがエイヤフィヤトラヨークトル氷河の火山に接近するチャレンジにも使用された。この時は、飛んでくる高熱の噴石から車体を守るため、ルーフ上にトタン板を載せ、タイヤの冷却装置を追加されている。大規模な噴火を起こす前のロケで、番組中でも噴火によりヨーロッパの航空網に多大な影響を及ぼしたことが触れられている。これはSeries15 Episode1で放送された。また、この時の写真はトヨタのプレゼンテーション資料にも使われている。
以上のように耐久力や汎用性について評価は高いが、ジェレミーは自身の自動車コラム記事「Jeremy's Review」において、近年のハイラックスやランドクルーザーがコストカットや過剰な電子装備によって、耐久力に疑問符が付いていることを指摘している。北極撮影のため車体改造を担当した現地業者の話として、かつてはほぼ無改造で極地の走行ができたが、現行モデルでは多数の補強が必要になっているという。
80年代のタコマが、いいねぇ!と感じているのは、
こういった遠因があるからだと思う。
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