エルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナ(Ernesto Rafael Guevara de la Serna、1928年6月14日 - 1967年10月9日)は、アルゼンチン生まれの政治家、革命家で、キューバのゲリラ指導者。
「チェ・ゲバラ」の呼び名で知られるが、「チェ」は主にアルゼンチンやウルグアイ、パラグアイで使われているスペイン語で「やぁ」「おい」「お前(親しみを込めた)」「ダチ」といった砕けた呼び掛けの言葉であり、ゲバラが初対面の相手にしばしば「チェ。エルネスト・ゲバラだ」と挨拶していた事から、キューバ人達が「チェ」の発音を面白がり付けたあだ名である。(wikiより)
彼の魂は現在も中南米の政治的なアイコンとして君臨。若くしてボリビアの地で亡くなったがボリビアのゲリラ基地に入る際トヨタ製のジープ型4輪駆動車に乗っていたと伝えられている事から彼はランドクルーザー40系を活用していたのだと思われる。チェゲバラについて語るのは彼を崇拝しているからではないが、アルゼンチンの裕福な家庭に生まれ医学生で医師を目指していた一人の青年がなぜ革命家という道を選んだのであろうかという感心からだ。その原因となったのがオートバイによる南米旅行であった。
- 1950年 北部アルゼンチンをモペッドで単独走破。
- 1951年 アルベルト・グラナードとともに、オートバイで南アメリカをまわる旅に出てラテンアメリカをつぶさに見聞。(wikiより)
Diarios de Motocicleta (スペイン語)
The Motorcycle Diaries (英語名)
ゲバラはオートバイによる南米旅行で格差というものを観た。搾取する者と搾取され続けられる人々の存在を知った。彼のその後の人生は医者という職業に付かず武器を持って戦う道を選んだのである。彼が革命に参加したのは貧しい人々を解放する為という動機が根底にある。そういう動機、大儀の持ち主であるが故に彼は現在も尊敬され続けボリビアにおいては聖人となっている。以下は彼の理念、思想の一部である。
- バカらしいと思うかもしれないが、真の革命家は偉大なる愛によって導かれる。人間への愛、正義への愛、真実への愛。愛の無い真の革命家など想像出来ない。(国連総会出席のためにニューヨーク滞在中、インタビューでの質問“革命家にとって重要なことは?”に応えて)
- 私のことを冒険家というのなら、たしかにそうだ。しかし、私は違うタイプの冒険家だ。自分の真理を証明するためなら、命も賭ける冒険家だ。
- 祖国か、死か!(これは7月26日運動のスローガン、また合言葉でもある)
- 我々にとって社会主義の確かな定義は、“人間の人間による搾取の撤廃”以外にない。
- 一人の人間の命は、地球上で一番豊かな人間の全財産の百万倍の価値がある。隣人の為に尽くす誇りは、高所得を得るより遥かに大切だ。蓄財出来る全ての黄金よりも遥かに決定的でいつまでも続くのは、人民達の感謝の念だ。
- 人間はダイヤモンドだ。ダイヤモンドを磨くことが出来るのはダイヤモンドしかない。人間を磨くにも、人間とコミュニケーションを取るしかないんだよ。
- 国民の英雄たるもの、国民から遠く離れていてはいけない。高い台座に上って、国民の生活と無縁なところに収まるべきでない。
- 指導者とは、人が自分と同じところまで追いつけるように誘導するものだ。ただ言葉で強いるのでなく、後ろにいる人たちを力づけて、自分のレベルまで引き上げようとするのだ。(wikiより)
The Motorcycle Diaries
Let the world change you,
and
You can change the world.