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トヨタ、ラダーフレームの意地 (維持)

2013年11月12日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

 トヨタの生産するラダーフレームSUVの数字の話である。

北米で販売されているトラック構造を持ったトヨタのラダーフレーム入りSUVは、

 

4 RUNNER

 

FJ CRUISER

 

SEQUOIA

 

LAND CRUISER

の4種である。そしてこの4種の2012年における販売台数の合計は、

78,457台である。

この数字だけを見ても良く分からないので比較してみる。

以下はモノコック構造のトヨタSUVである。

 

 

HIGHLANDER

121,055台

 

RAV 4

171,877台

という結果である。

4 RUNNER と RAV4 の合計は292,932台となる。

この数字から見ると、

燃費の良いモノコック構造のクロスオーバーが売れている事が分かる。

 ...

ラダーフレームのSUVは売れない時代になったのだろうか?

 

参考までに、ジープラングラーの2012年の売り上げ数は?

141,669台

近年売り上げの数字は伸びています。

ラダーフレームだから売れないという事は、このアメリカにおいては通用しない。

 

このジープラングラーの売り上げ数に対してFJ CRUISER は、

13,656台と10分の1以下です。

 

しかし、

タコマに注目すると、

タコマの販売台数は141,365台とラングラーに匹敵する売り上げ数となる。

タコマはトヨタのラダーフレームの中で最も人気のあるトラックである。

 

そのタコマであるが、来年はモデルの再編が計画されている。

 

TACOMA X-RUNNER は2014年のカタログから消える。

そして2015年からは,

 

 

TACOMA REGULAR CABS

も、商用を残して消えて行く事になる様子。

 

 変わりつつある?アメリカのラダーフレームの 世界ではあるが、ラダーフレームが人気が無くなったのではない。それはフォードF-150などのトラックの人気の回復を見ても分かるがラダーフレームはの需要は以前として高い。

 

ラダーフレーム車を市場にキープし続けるトヨタの姿勢は挑戦でもある。

 

数字やトレンドから観えてくるもの、

それは、

モデルを継続させる事は容易ではない!

という現実。

 

60年、レジェンド オブ ランドクルーザー

 

コメント
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