前方を走るランドローバーディフェンダーを眺めながら僕は別の光景を見ていた。
対象物とは不思議なものでそこにあるとそれに関する情報やイメージが彷彿してくる。例えば昔の愛車と同じ車が僕の車を追い越して行くとする。すると、瞬時にその車との思い出や運転するドライバーシートの感触やシフトを入れる時の感触などが甦ってくるのである。
では一台の車、デイフェンダーから何を連想するのか?
僕の場合は、
UNION JACK !(英国、英国連邦)
そして、ユニオンジャックは2つの顔を持っている。
一つは海賊、そしてもう一つは騎士道である。
その騎士道は英国紳士の真髄である。
即ち騎士道は英国紳士の生き方として表現されているのである。
そして、不器用で実体は曖昧なところがあるが、
日本には、武士道という道徳性(価値観)が存在する。
騎士道と武士道、違うものだが共通点もある様に感じる。
ランドローバー ...騎士道の末裔
ランドクルーザー ... 武士道の末裔
道に至る、道を走る為の道具、
...などと、妄想してみる。
こういった遠因によってデフェンダーをみると親近感を感じるのであろうか?
ではなぜ?英国車の中でもディフェンダーなのか?
それは飾りが無い。
本質的な四輪駆動車です。
結果,30年間(1983~現在)生産が続いています。
...万民の乗り物では無くて海賊の道具だからです。(笑)
ディフェンダーはフリーウェイの前方に消えていってしまった。
...
こうやって時々僕の前に姿を現して、色んな事を回想させてくれる車の存在、
忘れかけた頃に想起し、更に色を付けてくれる車、
こういった車の存在こそが、
いい車、
と呼ぶに相応しいと僕は思っている。
いい車は各自、異なるであろう。
さて、はて?
古いランドクルーザーはどういう形で路上で人々の心に色を付けるのだろうか?