ユタ州の最南端に位置するNavajo Indian Reservation (ナバホインディアン居留地)
ナバホ国と呼ぶ。
アスファルトの道路を外れると人気は全くない。
アメリカという国の中にありながら、アメリカ合衆国の法治外にある。
道の横で物を売ってはいけない!のサイン。
おそるおそる、ナバホ国の深地を訪ねる、
未舗装な大地をゆっくりと走る。
やはりランドクルーザーで走るのが楽しい。
ただ、神聖な大地を走らせて頂いているという感覚がある。
この人工物がない景色の風景は太古から続く風景であるのだろう。
静かだ、
風の吹く優しい音のみが聞こえてくる。
大地と太陽の空間、
やはり人間は旅人だと思う。
ポジェション(所有物)などは全くない、
人は裸で生まれて、手ぶらで逝く。
ここに何かがあるのではない、
街に在るものは何もない。
サボテンの華
誰も見ていなくとも美しい花を咲かせている。
人が誰も見ていない場所で、
美しい花を咲かせる事が出来るであろうか?
自分に対する問いかけである。