ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

New Amsterdam

2011年11月04日 | NEW YORK

 1600年代の初頭オランダ東インド会社はヘンリーハドソンなる人物を先頭にアメリカ大陸の探検を始める。そして1926年にこの河口の端のマンハッタン島に植民地の拠点ニューアムステルダムを築いた。ニューヨークの始まりである。

 

空と水は当時から今まで同じ様に流れている。

 この場所は西から来る者には大陸のエッジである。西部からの長い旅をして来た者にとっては驚く光景である。この河口の先には大西洋が広がり、遥かヨーロッパ、アフリカ、そしてカリブ海へと続いている。

 

 それから400年間ヨーロッパとアメリカを繋いできたここマンハッタン島。この小高い丘の上に立つとニューヨークの摩天楼が静かに輝いている。

 ニューヨークの高層ビルの上に昇ると...もちろん見晴らしはいい。そしてそこで仕事をする、あるいはそこに住むと...人間の気持ちは変わってくるものなのだ。

 そう、そう、ちょっと傲慢になるかも知れない...俺は支配者だぞって。そして下界の人間を見下す様な気分になるかも知れない...な。

 

そしてこの街は今も昔も平坦ではない。

格差に対する抗議集会が続く。

五売度万サックスの最高責任者の最低時給は$16000ドル(125万円)

ったく...庶民は年間16000ドルだぞー、 けしからん!

そして...

 

 

 どうなるヨーロッパ?

歪みが生まれると...地震が来るぞ、ここアメリカにも。

...

 

冬の到来が近いと云うのに、目の前には美しい花が咲いている。

なんていう花だろうか?

摩天楼とは違う質の美しさ。

この花が僕に語り掛ける...私を観ろ!と。

...

 

ニューアムステルダムから今日まで栄枯盛衰の展開を繰り返すニューヨーク。

時の(時代)流れと云うのは、この水の流れの様に感じる。

この水の光は400年前の光と同じだと感じる。

...

 

コメント
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