1600年代の初頭オランダ東インド会社はヘンリーハドソンなる人物を先頭にアメリカ大陸の探検を始める。そして1926年にこの河口の端のマンハッタン島に植民地の拠点ニューアムステルダムを築いた。ニューヨークの始まりである。
空と水は当時から今まで同じ様に流れている。
この場所は西から来る者には大陸のエッジである。西部からの長い旅をして来た者にとっては驚く光景である。この河口の先には大西洋が広がり、遥かヨーロッパ、アフリカ、そしてカリブ海へと続いている。
それから400年間ヨーロッパとアメリカを繋いできたここマンハッタン島。この小高い丘の上に立つとニューヨークの摩天楼が静かに輝いている。
ニューヨークの高層ビルの上に昇ると...もちろん見晴らしはいい。そしてそこで仕事をする、あるいはそこに住むと...人間の気持ちは変わってくるものなのだ。
そう、そう、ちょっと傲慢になるかも知れない...俺は支配者だぞって。そして下界の人間を見下す様な気分になるかも知れない...な。
そしてこの街は今も昔も平坦ではない。
格差に対する抗議集会が続く。
五売度万サックスの最高責任者の最低時給は$16000ドル(125万円)
ったく...庶民は年間16000ドルだぞー、 けしからん!
そして...
どうなるヨーロッパ?
歪みが生まれると...地震が来るぞ、ここアメリカにも。
...
冬の到来が近いと云うのに、目の前には美しい花が咲いている。
なんていう花だろうか?
摩天楼とは違う質の美しさ。
この花が僕に語り掛ける...私を観ろ!と。
...
ニューアムステルダムから今日まで栄枯盛衰の展開を繰り返すニューヨーク。
時の(時代)流れと云うのは、この水の流れの様に感じる。
この水の光は400年前の光と同じだと感じる。
...
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